何かやらなくてはならない時、何かとしたい時、口にすると実行しやすくなることがある。
周りの人に、「私はこれをする!」と報告したり宣言すると、やらないわけにはいかない状況になり、口だけでなく行動も伴って実現させやすくなるのだ。
周りに言わなくても、自分自身に言い聞かせると、意識が変わって積極的に取り組める。
このように、言ったことが言霊となり、有言実行できるケースはよくある。
ただ、何でも口にすればOKというわけではない。
例えば、「これをやらないと・・・。でも難しいだろうな。」とか、
「あれをやりたいけれど、できなくても仕方ないな。」とか、
やる前からできないだろうと示唆し、建設的な発言になっいない場合である。
これだと、自分にはできないと暗示しているようなもので、どんどん行動が遠ざかっていく。
有言実行にはならず、ただできない言い訳を口にしただけになってしまうのだ。
そこで、「難しそうで、できないかもしれない。では、どうしたらできるだろうか?」
と、言い訳ではなく、実行できるような言葉を口にしてみよう。
「できない。」とつぶやくだけか、「どうしたらできるか?」とできる方に考えるか。
これは、実現できるかどうかの大きな分かれ道となりうる。
同じ口にするのでも、言霊とするのか、言い訳にするのか。
自分の発した言葉に耳を傾けて、どうしたら行動が伴うのか考えて口にしていこう!!