自ら険しい道のりにしていないだろうか?


「今の忙しい生活が落ち着いて、走る練習して体力がついたら、マラソン大会に出ようかな?」

この場合、マラソン大会に出場するのは険しい道のりといえるだろう。

まず、今の忙しい生活はいつ落ち着くのだろうか?

そもそも、なぜ忙しいのか?

仕事で忙しいのであれば、いつか落ち着く見込みがあるのだろうか?

たまたま繁忙期で1ヶ月後に落ち着くとかであれば、予定も立てやすい。

だが、慢性的に忙しいのであれば、よっぽど職場環境に大きな変化がない限り、落ち着いた生活はずっと訪れないだろう。

次に、走る練習をして体力がつくのはいつだろうか?

走る練習をするにも、忙しい生活が落ち着かないとできないのであれば、練習には到底たどり着けない。

もし走る練習ができたとして、体力がつくというのはどのような状態だろうか?

マラソン大会で走る距離を走り切れる状態か?

同じ年代のランナーと同じくらいのスピードで走れる状態か?

曖昧な状態では、いくら練習をしても「まだ体力がついてないから」とマラソン大会に出場するのに尻込みしそうである。

このように、「今の忙しい生活が落ち着いて、走る練習して体力がついたら、マラソン大会に出ようかな?」と思った場合、

実際に出場するには険しい道のりだとわかるだろう。

こうではなく、「今の生活は忙しいけれど、週に30分だけでも時間をつくって練習してみる。そして、35分以内に5キロを走れるようになったらマラソン大会に出場することにする。」と前向きで具体的に決められたら、実現できる可能性はぐっと高まるだろう。

何気なく考えていることを見直すことで、険しい道のりを平地にすることができるのだ!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です