「今やらなかったらずっとやらなそうだから。」
ということで、今やっちゃう。
やることに気が付いた瞬間である「今」は、
やる最初のチャンスである。
すぐやる方法として、
このようなやり方は大切である。
ところで、
そのやることが急ぎじゃない場合でも、
今やっちゃうということがある。
なぜ、急ぎでなくても、
「今」のタイミングでやろうとするのだろうか?
それは、「後でやる」というのが
それだけ難しいからである。
「後でやる」には、
やることを覚えておく(思い出す)必要があるし、
やるための時間をつくる必要がある。
さらに、「後でやる」になると、
そのやるチャンスがやってきても、
またもや「後でやる」という選択をする恐れもある。
冒頭で述べたが、
「今やらなかったらずっとやらなそうだから。」
というのは、
「今」が最初で最後のチャンスになることもあるのだ。
やるチャンスができた時、
「今やる」のと、
「後でやる」のと、
どちらが大変か考えてみて、
その結果、
比較的まだ大変ではない「今」を選ぶ。
「今やっちゃおう!」
というのは、
後でやることのリスクを考えた上での
選択なのである。