白紙からの報告書づくりは大変!
ゼロの状態から何かをつくり上げるのって、
けっこうエネルギーがいる。
会社で報告書をつくるように
上司から指示があったとしよう。
この時、白紙の状態からつくるのが、
手間と負担が大きいこともある。
とりあえず他の仕事をしようと明日に後回しにしても、
明日もまた、白紙の状態から立ち向かうことになる。
しかも、人の記憶は時間の経過とともに忘れていき、
思い出す作業も要するので、
難易度が昨日よりも上がってしまうのだ。
簡単フォーマットなら、
5分、10分でできるよ!
そこで、簡単フォーマットをつくってみよう!
「フォーマット」といっても、
何か形式的な難しいものをつくるわけではない。
塗り絵で言えば、
クレヨンを一切持たずに、
今手にしているペンで
輪郭だけをササッと書くイメージである。
上司から報告書をつくるように言われた時、
明日に後回ししたい気持ちになる。
でも、ちょっとだけ辛抱して、
簡単フォーマットづくりにチャレンジしてみよう。
例えば、こんな感じ。
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【簡単フォーマット作成例】
<件名>新規サービスの方針(仮)
<結論>
Aプランを採用
<理由>
次の3つによる。
➀
➁
➂
<内容>
・10月2日。
〇〇部で会議。
参加者(5人)
、 、 、 、 。
[会議記録]
・課題
・部長の意見
・次回に向けて
・10月3日。
〇〇調査。
調査内容は、_________。
結果として、
____________、
_____________、
という2つの現状を確認できた。
・10月4日。
〇〇会社と打合せ。
[弊社の意見]
_______________
[〇〇会社の意見]
_______________
以上から、
_______________
という方針を決定することができた。
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こんな感じである。
こうしておけば、
もし明日に再開したとしても、
空欄部分を埋めるような感覚で取り組めるので、
始めからスムーズにできる。
簡単フォーマットをつくったことで、
スタートダッシュができるのである。
このフォーマットづくり、
5分、10分できるだろう。
この5分、10分を
簡単フォーマットづくりに費やすことは
大変意義がある。
何も手を加えずに明日に再開だと、
作成までかなり時間がかかるかもしれないが、
簡単フォーマットからの再開なら、
短い時間で作成しやすいのだ。
まとめ
簡単フォーマットづくりのように、
ちょっとだけでも手を加えることで、
明日の自分への大きな手助けとなる。
「どうすれば、後回しにしたとしても、
スムーズに再開できるだろうか?」
このように考えてみると、
簡単フォーマットのように、
「今日の自分」→「明日の自分」への
見事なバトンパスができるだろう!!