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水やりで小さな変化が見えてくる!
庭で家庭菜園をしている。
そして、毎日水やりをする。
朝、そして夕方。
1日2回。
そうすると、庭の小さな変化が、
いろんなところで見える。
例えば、苗の周りの雑草が伸びてきたり。
トマトが赤くなってきたものがいくつか出てきたり。
ゴーヤの弦が、他の弦と絡まっていたりなどである。
こうして小さな変化に気がつくと、
「週末はちょっと草むしりしておこうかな。」
とか、
「3日に1回ペースで、トマト収穫しよう!」
とか、
いろいろ考えるのである。
たまにしか見ないと、
手遅れになることも?!
これがもし、
特に水やりもせず、
たまにしか家庭菜園を見なかったらどうだろうか?
ある時、庭を見渡してみたら、
雑草が生えまくって収拾がつかなくなり、
トマトが熟しすぎて、腐ってしまったり、
虫に食べられたりしてしまう。
日ごろから家庭菜園を見渡して言えば、
そういうふうになる前に、
何かしらの対策はできたはずである。
水やりの感覚で仕事を見渡してみよう!
これは仕事でも言えることである。
ちょっとした時間に、
周りを見回して、
仕事を見渡してみるのだ。
自分の仕事ぶりを客観的に見るように、
俯瞰するのも良いだろう。
また、他の人の仕事、
係全体の仕事、
部署全体の仕事を
見渡すのも良いだろう。
まるで、家庭菜園の水やりをしながら、
ついでに苗や周りの様子を見渡すように、
ちょっとした息抜きの時間にでも、
ついでに、仕事全体を見渡してみるのである。
出勤して席に着く時、
昼休み、
ちょっと休憩しようと思って休憩しながらでも、
ちょっとした時間でいい。
ちょっとでいいから
毎日見渡すと効果的!
別に、くまなく見渡そうとする必要はない。
見渡すことにエネルギーを使いすぎてしまうと、
それだけで時間がかかってしまうし、
気持ちが滅入ってしまうかもしれない。
ちょっとした時間に、
ちょっとだけ見渡すだけでいいのだ。
これを定期的に、
できれば毎日のちょっとした時間でいいから
やってみるといいだろう。
ちょっと見渡した時に、
特に変化も気づかないかもしれない。
でも、明日や明後日にまたちょっと見渡してみると、
ちょっとした変化に気がつくことがある。
「そういえば、この仕事、
あの部署にお願いすればスムーズに終わりそうだな。」
「最近、あの分野の案件が増えてきたから、
前もって特定分野に対応するマニアルを作り、
部署全体で共有しといたほうがいいかも。」
こんなふうに、ちょっとした変化に気づくと同時に、
対策が思いつくことがある。
落ち着いて見渡せる時間をつくれば、
仕事全体の底上げができる!
目の前の仕事で周りが見えないと、
対策が見つからず、
これからもずっと、
目の前の仕事に振り回されてしまうかもしれない。
そうならないために、
ちょっと無理してでも、
ちょっとの時間でいいから、
仕事を見渡す時間をつくるのだ。
そのことが重要であり、
自分の仕事をスムーズに進めることに繋がるのだと思うことで、
時間をつくろうという気持ちを高めることができる。
日々の生活の中で、
自分自身や自分の人生を振りかえることは、
大切である。
水やりも、
仕事も、
人生も、
落ち着いて見渡して、
有意義に過ごしていこう!!