転職未経験者の場合、現職以外に就職先はないのではと思ってしまい、転職活動すらできない人が多い。
たしかに、転職は怖くてリスクがある。
「転職先の会社が自分に合わず、入社してすぐに辞めざるを得なくなったらどうしよう?無収入になって、路頭に迷ってしまう。」
「そもそも、自分が就職できる転職先はないのではないか?」
「現職の仕事が忙しいから、転職活動をしている暇がない。」
このようにネガティブに考えると、とても転職に手を出す気にならないだろう。
転職するつもりがなく、現職を続けていきたいのであれば、それもいいだろう。
ただ、転職を考えていても、怖さやリスクを考えて何も行動できていないのはもったいない。
転職に向けて行動するというのは、転職希望の会社の面接を受けるだけではない。
転職サイトに登録して自分に合う業種や職種を調べたり、転職エージェントに相談することもできる。
転職サイトやエージェントに登録するのは荷が重いという人は、転職経験者から話を聴いたり、転職に関する本を読んだり、ネットで情報収集するのもよいだろう。
誰もが最初は転職未経験なのである。
いきなり面接に臨むわけではないので、まずは自分ができることからやっていこう。
全体像がわかり、ひととおり知識がついたのなら、それから転職サイトやエージェントに登録しても遅くない。
その頃には、積極的に面接に臨める状態かもしれない。
もし、足がすくんで何も行動できないのであれば、「どうしたら一歩を踏み出せるか?」を考えて、チャレンジしていこう。
結果的に、転職ではなく現職を続ける選択をするのでもいい。
ぜひ、未知の世界である転職に必要以上に恐れることなく、前向きに取り組んでいきたいものである。