「王手飛車取り」仮に本命を逃しても自己成長に繋げよう


将棋で王手をした時、相手の飛車も取れる状態の「王手飛車取り」。

王が取られてしまうと負けになるので、王は逃げるか応戦する取られないようにしなければならない。

だが、次の一手で飛車が取られてしまう。

王手飛車取りをした側からすると、王を取れなくても飛車を取ることができる。

本当は王を取りたいのだが、それができなかったとしても、飛車を取ることができる。

このように、本命を逃しても他に得るものがある。

これって、将棋の世界に限らず、私たちの身の回りでも多く存在する。

第一希望の入試には合格できなかったけれど、第二希望には合格できた。

マラソンで入賞できなかったけれど、自己タイムを更新できた。

ただ、「王が取れなかった」という事実に塞ぎ込んでしまい、飛車の存在が見えてないこともよくある。

目標が達成できなかった時、他に得たものはないのか、この経験を活かして次に何がきるのか、考えてみよう。

あなたにとっての飛車は、自己成長へと繋がっていく。

将棋で負けても生活を豊かにする。

人生は勝ち負けではなくて、自分で生き方を実現させていくのだ。


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