普段はあまりやる気を感じられなかった あの人が、ここ最近は元気ハツラツとしていて、何事にも意欲的である。
そんな状態が1ヶ月間も続いたある日、あの人は以前のやる気を感じない人に戻っていた。
この1ヶ月間に、あの人に何が起こったのだろうか?
実は、1ヶ月前、マラソン大会で入賞しようと目標を立てて練習を開始したのだ。
練習を始めてからマラソン大会本番までの1ヶ月間、あの人は明確な目標を常に意識しながら、努力を続けて自己成長し続けていった。
目標をあると、人ってがんばれる。そのおかげで、がんばろうという気持ちが、周りの人からは「元気ハツラツだ!意欲的だ!」という印象を持たれたのだ。
1ヶ月間という期間限定ではあったが、普段の姿からは見違えるほど、自分をしっかり持っている前向きな人間に変貌することもあるのだ。
他にも次のような人もいる。
「あの方は、いつ見ても元気で精力的に活動している!」
「あの方は、常に新鮮な気持ちで いろんなことにチャレンジしている!」
長年交流のある友達から見ても、「あの方がネガティブになったり無気力になっているところを見たことがない!」と言うくらい、いつでもどこでも何をしてても誰といても元気で意欲的なのだ。
いつも あの方が絶好調なのは、「人生の目標を持っているから」である。
先に話した1ヶ月間の期間限定の目標と違って、人生という一生単位での目標に向かって走っていく。そんな人は、常に目標があってがんばることができるのだ。
人生の目標だから、「マラソン大会で入賞する」とか、「資格試験に合格する」とか、達成したら終わりというものとは違う。
例えば、
・スポーツ活動を通して、スポーツで健康的に暮らせる町にしていきたい
・どんな逆境でも前向きに進んでいける人が1人でも多く増えるように、
自分の経験やノウハウを発信し続けていきたい。
このように、生涯を通じて実現したい壮大な目標を持っている。
気まぐれでつくった目標ではなく、自分の人生のどの時代でも、コンセプトが一貫しているのだ。
いつまでも元気で過ごすには、人生の目標を持つことが大きなカギとなるだろう。