ツワモノがやってくる!
やり方がわからなかったり、
複雑だったり、
作業量が膨大だったりすると、
お仕事に取りかかる気力が
失せてしまうことがある。
「うわっ!ツワモノがきたー!」
と、心の悲鳴が聞こえてきそうである。
(このツワモノを早く終わらせないと…。)
そう思ってはいるけれど、
他のお仕事で手が回らない。
ツワモノの存在があるから、
心の引っかかりがあるままだし、
精神衛生上、よろしくない。
いよいよ締切日が近づいてきて、
いざ取り掛かってみる。
やり方を理解するのでも時間もかかるし、
一苦労である。
でも、実際にやってみると、
ものの30分で終わってしまった。
(なんだ!こんなんだったら、もっと早く始めてれば良かった。)
そんなふうに思ったことはないだろうか?
見掛け倒しに惑わされないように!
このように、とっても難しそうに思えたのに、
いざやってみるとそうでもなかったお仕事。
これを、
「見掛け倒しのツワモノ」
と呼ぶことにする。
・簡単なことを難しい表現になっていたり。
・膨大な量ではあっても規則正しい順番に
なっているので整理しやすかったり。
・10個のデータが送られてきたが、
実は1つのデータだけ入力すれば
完了するものだったり。
そんな見掛け倒しのツワモノに
足がすくむことがないようにするには、
どうすればいいのか?
それは、
「早い段階から
【資料を読み込む時間】
を割いておく」
ということである。
早めに見通しをつけよう!
見掛け倒しのツワモノのお仕事が
舞い込んできたら、
その資料を読もう。
資料を難しそうで膨大だと、
読むのに苦労するから
後回しにしたい気持ちはよくわかる。
でも、ここで、ぐっとこらえて、
「資料を読み込む時間」をつくるのだ。
資料を読み、
ざっくりでいいから全部読んでみる。
要点はどこかを読み解く。
こうして資料を読み込んでいくうちに、
実は簡単なものだとわかったり、
やっぱり難しいものだとわかったりする。
やっぱり難しいものだとしても、
まずは何をして、
どう進めていいかの見通しが立てることができる。
なので、
難しそうに見えるお仕事に対しては、
早い段階での資料の読み込みが吉なのだ!