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「年代別にまとめて!」っていう
仕事がやってきた!
ある時、
「ある団体を年代別に教えて!」
という仕事が舞い降りた。
10人や20人だったら、
1人1人数えても、
対して時間はかからないだろう。
EXCELを使わなくても、
ちゃんとまとめることができる。
だが、これが100人や200人だったら?
もっともっと多い人数だったら?
1人1人数えるのは、
気の遠くなる作業になってしまう。
それに、漏れや誤りが発生する恐れがある。
これは、困ったなぁ・・・。
それ、EXCELでできるんじゃない?
しかも、さらに困ったことが。
それは、年齢が記載されていないのだ。
あるのは、生年月日だけ。
生年月日から年齢を導き出すことはできるけど、
100人や200人もいると、
年齢を出す段階でギブアップである。
そんな時、頭の中では、こんなことを考えていた。
「年齢を出すのも、年代別に人数を出すのも、
EXCELで計算式入れたらできるんじゃないかな?」
初めてやることは大変だけど、
EXCELで計算式を入れるやり方ができたら、
今後も使える武器になるし、
実はスキルアップになるチャンスなのだと、
前向きに考えてみた。
ネットで調べると、「DATEDIF」
という計算式を使うのが良さそうだ!
ネットで、「EXCEL 年齢計算」と検索してみた。
すると、「DATEDIF」という計算式を使う方法を
紹介するサイトがいくつか出てきた。
もし、今日現在での年齢を出したい時、
その計算式に、
「生年月日」と「基準日(今日の日付)」を入力すると、
年齢が出てきた!
試しに、自分の生年月日で試してみたら、
年齢が合っていて、何だか嬉しい!
計算式を1つ作っちゃえば、
後はコピー&ペーストで、
他の人の年齢も出していく。
この作業なら、
10人でも100人でも、
そんなに作業は変わらない。
こうして、生年月日から年齢を
導き出すことに成功したのだ。
「COUNTIFS」の計算式で
条件に合った人の数が出てくる!
「COUNIF」や「COUNTIFS」は、ある範囲内で、
指定した条件に合うものがいくつあるかを出せる。
「COUNTIF」は1つの条件を、
「COUNTIFS」は2つ以上の条件を使える。
例えば、20代の人数を出したい場合。
「>=20(20以上)」
かつ
「<30(30未満)」
という2つの条件を入力すると、
年齢が20歳~29歳の人、
つまり20代の人数が出てくるのだ。
後は数字を変えれば、
30代、40代と他の年代の人数も出てくる。
「DATEDIF」の計算式と同様で、
「COUNTIFS」を使えば、
10人でも100人でも、
それほど作業量は変わらないのだ。
こうして、生年月日から導いた年齢から、
年代別の人数を出すことに成功した。
さいごに
「これってEXCELでできるかも?」と思い、
ネット検索することで、
やり方がわかり、
膨大な人数であっても、
スムーズに正確に年代別にまとめることができた。
このように、
「EXCELを使ってうまいことできないか?」
って、ふと考えてみて、
ネットでちょっと調べることが、
仕事をスムーズに終わらせられることに繋がることもある。
膨大な量や複雑なものだと不安や抵抗が出てしまいそうになるが、
EXCELで試しに計算式を入れてみるのは前向きに、
遊び感覚でやってみれば、
お仕事が少しだけ楽しく感じるかもしれない。