仕事が〆切が迫り、
定時に間に合わず、
やむなく残業する。
または、今日までの仕事が片付かず、
いつもより1時間も早く出社して、
仕事に勤しむ。
仕事をしていると、
どうしても仕事が長引いてしまう日もある。
そのような突発的な残業ならまだいい。
だが、慢性的な残業をしていると、
神経をすり減らし、
家族や友達との時間や自分の時間が
会社から奪われてしまう。
では、慢性的に残業してしまっている場合、
どうしたら定時上がりができるようになるだろうか?
残業ありきで仕事している?
慢性的に残業していると、
残業することが当たり前に感じてしまう。
すると、1週間のスケジュールを立てる時、
残業ありきで考えてしまう。
これは無意識なのかもしれないが、
「残業すれば終わる」
という思考が染みついてしまうのだ。
「残業」をお助けアイテムや最終手段で例えると、
いつもお助けアイテムを使い、
最終手段を使っているのだ。
残業が習慣になってしまうと、
「もしもの時の残業」が
「身近で気軽に付き合える残業」へと変貌してしまう。
残業との距離感、
あなたは近いだろうか、遠いだろうか。
まずは残業の習慣をやめてみる。
残業の習慣をやめるには、
残業する日々を続けずに、
残業しない日をつくるしかない。
何事も続けていると、
それが当たり前になって
習慣化していく。
「今日は定時で上がる」と決める。
「今日はやる仕事が多くて定時じゃ終われない。」
と思っても、
まず前提として、定時で上がることを
第一優先に考えるのだ。
「定時で上がる」
↓
「そのために、やる仕事が多いのをどうしたらいいか?」
このような流れで考えるのである。
定時上がりのために思考が発展する。
定時で上がるためには、
・優先的にやる仕事を見極めて、計画的にやる。
・1つの案件を処理する時間を意識し、
精度を変えずに早く終わらせるようにする。
・自分と同僚の仕事量を考えてみて、
上司に均等な割り振りをお願いする。
このように、
「やる仕事が多いのをどうすれば解決できるか?」
と考え、発展していくのだ。
「まずは」残業の習慣をやめてみると話したが、
これが第一歩であり、最初で最後の大事なことである。
定時上がりを前提とした考えを持てれば、
そこから応用して、
定時上がりを実践し、
定時上がりの習慣をつけることができるのだ。
定時上がりを諦めない。
「やる仕事が多いから帰れない。」
↓
「だから定時上がりできない。」
↓
「残業するのは仕方ない。」
このような諦めモードだと、
考えが堂々めぐりになる発展しない。
【前提として】「定時上がりする」
↓
「そのためにはどうしたら?」
↓
「仕事量が多いのを何とかする必要がある。」
↓
「仕事量を減らすか、
定時までに終わらせる方法を考えよう。」
このように「定時上がりする」ことが前提とすると、
自然とそのためにどうすればいいか考えて行動することができる。
要は、残業ありきな生活から脱出するのを諦めず、
残業する日が続くのを断ち切るのである。
続けることをやめれば習慣は止まる。
何かを続ければ習慣になっていく。
せっかく習慣にするのなら、
自分にとって良いことを習慣化させよう。