やりたいことをやりながらも
心にゆとりを持つ!
目次
この記事を読むとわかること
・「やりたいことを全部やる!時間術」は、
臼井由妃さんが書かれた、
やりたいことを全部やるためにどのように
タイムマネジメントすればいいかを
教えてくれる本である。
・この本は、時間密度を上げるために筆者が実践し、
考えていることが書かれており、
時間に追われるのではなく、
自分が時間をうまくコントロールしていくのである。
・自分が特に共感して実践したいと思ったものは、
次のとおりである。
➀時間は「引き算」ではなく「足し算」で考える。
➁忙しい時に勉強すると心のゆとりが生まれる。
➂1週間は金曜日から始める。
➃6割できたところで必ず見直す。
➄文章が苦手でも「カタチから入る。」
追われるのではなく、
自分が時間を追いかけよう!
1、本の紹介
「やりたいことを全部やる!時間術」の本の紹介。
著者の臼井由妃さんは、とあるきっかけにより、
ビジネスを全く知らない状態で経営者となることになる。
そこから、たくさんの経験をしながら、
社長業の多忙の中でも、
資格勉強や本の執筆などやりたいことをこなしている。
そんな自身の体験を基に、
時間をうまく使っていくノウハウが、
この本に詰め込まれている。
2、こんな人に読んでもらいたい!
この本を読んでみて、
全ての人にとって、
この本を読む価値があると感じた。
その中でも、自分が考える、
特に読んだ方がいいと思う人は、
次のとおりである。
➀いつも忙しく過ごしている人
➁目標を立てたのに、全く行動できていない人
➂自分の時間を全くつくれていない人
➃時間をつくるために睡眠時間を減らしたり、
普段やってることを我慢している人
3、こうすれば、
やりたいことができる!
やりたいことをやるためのタイムマネジメント術。
本を読んでみて、
時間に対する考え方や
筆者が実践していることが紹介されており、
「こういう考え方があったのかー。」
「ぜひとも実践したい!」
と思えるものばかりだった。
その中でも、
特に共感し、実践したいと思えるものは、
次のとおりである。
➀時間は「引き算」ではなく「足し算」で考える。
「時間がないから、今やってることを減らして
時間を減らすしかない。」
このような「引き算」の考え方をする人がいる。
この本では、「あれもやる、これもやる」
という「足し算」の発想を持つことで、
時間密度を高めることができると言っている。
この考え方が、
「やりたいことを全部やる」ための
大切な考え方であり、
時間を効率的に使えて、
やることの質を高めることができるのだ。
「どうすれば、あれもできるか?」
と前向きに考えていきたいね!
➁忙しい時に勉強すると心のゆとりが生まれる。
➀のように、「足し算」の発想が大切であるが、
「忙しい時に勉強すると心のゆとりが生まれる」
と、筆者の経験を交えて書いてある。
これは、自分がやりたいことに時間を使うことにより、
「時間に支配されている立場」から、
「自分が時間を支配する立場に変わる」からである。
このように、「自分のために時間を使う」ことによって、
失いかけていた心の余裕を取り戻すことができるのだ。
忙しい時こそ、ちょっとの時間でもいいから、
自分のやりたいことをやってみよう。
勉強している時間が、
心のゆとりが持てる時間になるのね!
➂1週間は金曜日から始める。
月曜日から1週間がスタートと感じる人が多いが、
金曜日から1週間を始めるのである。
1週間の仕事を月・火・水で終わらせるようにする。
木曜日に月・火・水の3日間での仕事の進み具合の確認や、
問題点をチェックして検証する日にする。
金曜日は、来週の月曜日からの仕事の準備や
アポイントをとっておく。
また、中長期的なスパンで
今後の仕事のことを考えるようにする。
このようにすることで、
1週間の舵を自分が握るのだと、
この本には書かれている。
「気づけば金曜日だ。1週間早いなぁー。」
と、時間に追われる1週間を過ごすことなく、
1週間を自分が支配して、
自分のリズムをつかんでいこう。
金曜日から始めれば、
月曜日の憂鬱さが小さくなっていくね!
➃6割できたところで必ず見直す。
何か仕事を頼まれた時、
準備を完璧にしていくのではなく、
とりあえず動いてみる。
そうすることで、難しいと思っていたものが、
実は簡単にできたり、
その仕事の見通しも立てやすくなる。
そして、6割くらいできたら、
その仕事を見直したり、
頼まれた相手に進捗状況を伝えるのだ。
そうすることで、相手が求めていることと違うということを
避けることができ、しっかり成果を上げることができる。
とりあえず動いてみて、
動きながら精度を高めたり、
修正していくことができるのだ。
とりあえず一歩でも進んでみると、
見える景色が変わってきて、
見通しがついてくるかもね!
➄文章が苦手でも「カタチから入る。」
書類を作成しなくてはならないのに、
文章を書くのが苦手。
そんな人でも、
カタチから入って、大枠だけでも
まずはつくっていくことが大切である。
タイトルだけ、
箇条書きでOK。
大枠をつくったら、
あとはその大枠の中を埋めていく作業をする。
このようにすれば、
自分の思考が整理されていき、
時間のロスを少なくすることができると、
この本には書いてある。
「走りながら武器を拾え」ということである。
新しい仕事という未知の世界に入っても、
そこで現地調達すればいいんだよ!
さいごに
会社員だと、日々の生活の大半が職場であり、
仕事をしている割合が多いだろう。
週5日。1日8時間。
残業があるとそれ以上。
時間の量だけみると、
生活の大半が仕事になるだろう。
だが、
職場にいない時間、
どれだけ自分のやりたいことに
時間を使えれば、
時間を自分でコントロールできるようになれば、
仕事とは別に、
楽しく熱中できるものができるだろう。
二足の草鞋、三足の草鞋。
二刀流。三刀流。
仕事に追われるだけの生活から、
ぜひ、いろんな顔を持つ生活を送ろう!
会社員は「会社で仕事する専門」ではなく、
仕事しながら、いろんなことができるよ!