人に見せないからこそ、
自分の気持ちを自由に書くことができる!
目次
この記事を読むとわかること
・不安や不満、モヤモヤが解消できないと、
前向きに切り替えるのは難しい。
・時には、信頼できる人に話を聞いてもらい、
気持ちを吐き出すことが大切である。
・気持ちを吐き出すことで、気持ちが軽くなったり、
問題を小さく捉えることができるようになる。
・人に吐き出すことにどうしても抵抗があるのなら、
紙に書いて、気持ちを吐き出すとよい。
・人に見せないからこそ、思うままに気持ちを書き綴り、
自分を客観的に見ることができる。
1、負の感情を吐き出さずに、
ポジティブになるのは難しい。
いつもポジティブにいられるのなら、
ずっとポジティブでいたい。
だが、トラブルに遭ったり、
不快な想いをしたり、
不安や悩みに押し潰されそうになったり、
うまくいかないことはよくあるのだ。
原因を解消させて解決できれば、
安心してポジティブな生活に進んでいけるかもしれない。
ただ、自分1人では難しいことだったり、
複雑だったり、あらゆる原因が重なって、
解決の道筋が全く見えないこともある。
それでも明日はやってきて、
辛い気持ちが溜まっていく。
このような状態では、
ポジティブになろうとしても、
無理をしすぎてしまい、
空回りな前向きになってしまう恐れがある。
そうすると、気持ちと現実がかけ離れてしまい、
心の負荷が大きくなってしまう。
自分の気持ちを無視して明るくなろうとしても、
影がどんよりしてしまうよね・・・。
2、気持ちを吐き出すことが
大切である。
時には、無理してポジティブでいたら事態が好転し、
心も自分の生活も楽しいものになることもある。
ネガティブな時、
「おっ!今、自分は悲観的になっているな!」
と、客観的に見られると、
物事を必要以上に大きく捉えることなく、
冷静さを取り戻すことができる。
そのためにも、
「自分の負の感情を吐き出すこと」
が大切である。
自分が信頼できる人に、
「実は、こんなことがあったんだよね。」
と、切り出し、
自分の思いの丈を話してみよう。
信頼できる人に、自分の話を聞いてもらおう。
そう!自分の気持ちを吐き出すのである。
そうすることで、
自分の気持ちをスッキリさせられるし、
心が軽くなる。
また、気持ちや問題を整理できて、
自分が思っていたよりも、
意外と物事はそんなに大きな事態ではないと
わかるかもしれない。
自分の気持ちを正直に話せる友達って、
大切だよね!
3、人に話せなければ、
紙に書いて吐き出すのもあり!
人に気持ちを吐き出すのに抵抗がある。
または、話をするんだけど、
表面的なことだけ言って話を切り上げてしまう。
そんな人もいるかもしれない。
自分も、人に気持ちを吐き出すのは苦手な方である。
おそらく、人に気持ちを吐き出したことはないかもしれない。
「気持ちを吐き出す」というよりは、
「小出しにして、自分の気持ちを話す。」
というような形で、
お話しの中で悩みを客観視できているのかもしれない。
人に気持ちを吐き出せないのなら、
「紙に書いて、気持ちを吐き出す」
ことをするのがよいだろう。
「自分の気持ちを口に出して人に伝える。」
「自分の気持ちを紙に書いて表現する。」
やり方は違えど、
自分の気持ちを吐き出すことができるのだ。
深呼吸して、思いっきり息を吐くと、
新鮮な空気が自然と入ってくるよね!
負の感情を吐き出して、
ポジティブな気持ちを吸い込みたいよね!
4、実際に、自分の気持ちを
紙に書いて吐き出してみた!
自分は今、休職中である。
職場復帰を控えているが、
不安でいっぱいである。
そこで、その気持ちを吐き出すために、
紙に書いてみることにした。
寝る前、日記を書くような感覚で、
テーブルについて、ボールペンを手にした。
A4サイズの裏紙をとって、
思いつくままに書いてみたのだ。
・今日、今この瞬間、自分はどのように不安なのか?
・職場でどのような場面があると不快な気持ちになるのか?
・人事部や上司、同僚の対応についてどう思うのか?
・自分にはどのような選択肢があり、
どの道を選びたいのか?
このようなことを書き綴った。
自分は、人と話す時や文章を書く時、
内容がネガティブなものであっても、
最後には前向きな内容で締めくくるようにしている。
だが、この紙には思ったことだけを書くようにしたので、
最初から最後まで、不安や不満、悲観する気持ちで、
紙が埋められていった。
また別の日。
同じように紙に気持ちを吐き出したが、
A4サイズ1枚では書き足りず、
2枚目も自分の気持ちを埋め尽くした。
このブログは「ポジティブシンキングブログ」だけど、
紙に書いた内容だと「ネガティブブログ」になるね!
5、実際に紙に書いて感じたこと
人に見せるものではないので、
体裁や内容を気にすることなく、
自分の気持ちを本当に自由に書くことができた。
書いた内容を読んでみて、
「自分はこんなふうに思っていたんだな!」
と、新たな発見があった。
また、頭の中での漠然とした不安から、
核心を突いた不安が紙に書かれており、
どうすれば少しでも心の負担を軽くして
職場復帰できるかのヒントを得られたような気がした。
そして、気持ちを吐き出した紙をギュッと丸めて、
ゴミ箱に捨てた。
すると、気持ちがスッキリした。
紙をとっておいたり、
パソコンに書いて保存することもできたのだが、
自分は、残しておきたいとは思わず、
吐き出した気持ちをゴミ箱の中に捨てたいと思った。
また、ゴミ箱に捨てる前に家族に読んでもらい、
自分の気持ちを知ってもらった。
普段から何でも話せる仲ではあるが、
気持ちを吐き出せたからこそ、
心の中に沈んだ気持ちを家族に伝えて、
理解してもらえたことが嬉しかった。
紙に書いて気持ちを吐き出せて、
良い方向に進める兆しが見えた気がするよ!
さいごに
自分で自分の気持ちを労わっていく
「セルフケア」という言葉がある。
自分がどん底に落ちた時、
そこから這い上がれるようにすることも大切である。
でも、
「今、どん底にいて悲しいよね。
泣いてもいいんだよ。
心の奥底にため込んだ感情や気持ちを
ぶつけちゃいなよ。」
こんなふうに、言ってもらえたら、
安心して自分の素直な気持ちを全面に出し、
デトックスして、
ため込んだ重苦しい気持ちが放たれて、
心が軽くなれる。
そうして、自然と、前を見れるように
なっていくのだ。
家族や友達、同僚や専門家に助けてもらい、
話をしたり相談するのは大切である。
でも、自分の気持ちがうまく表現できず、
表面的な部分しか話せなかったら、
根本的な解決にならず、
自分の心もモヤモヤと息苦しさが残ってしまうかもしれない。
最後に、判断して、決断して、行動するのは自分である。
その自分に対して、自分が素直になるために、
気持ちを吐き出して、自分の本質を知ろう。
自分の本質を知ってもらおう。
世の中の「生きづらさ」が、
少しでも解消されるように、
自分のブログが役に立てば幸いである。
悲観的になる自分も含めて、
自分を好きでいたい!