出発前のひと手間で、帰宅後の自分の負担が軽くしてあげよう。

バトン

何時間後かの自分へ「ありがとう」のバトンを渡そう!




この記事を読むとわかること

・家事など、何かやることがある場合、
その後の自分のことを考えてあげると、
うまくこなすことができる。

・少し未来の自分に「ありがとう」って
言ってもらえるように、
思いやりのバトンを渡そう。





1、帰りの自分が気楽にお皿洗いできるように、乾いた食器をしまっておく。

出発の時間が近づいてきている。

台所には、食事の後の食器たちが、
シンクの中に置かれている。

お皿洗いをするのに気が乗らない。
または、お皿洗いする時間がない。


このまま何もせずに出発し、会社に行き、
仕事を終えた疲れた状態で帰ってくる。

その時、お皿洗いをするのは、
けっこうキツイかもしれない。


そこで、出発する前に、
帰宅後の自分のことを考えてあげよう。

「どうしたら、帰宅後の自分が負担を感じずに
お皿洗いできるだろうか?」
そのように考えるのである。


そこで、出発前にお皿洗いはできなかったとしても、
少し前進させてあげるのである。


水切りラックに昨日洗った食器が乾いているのなら、
その食器を食器棚にしまい、
水切りラックを空にしておく。


そうすれば、帰宅後の自分は、
水切りラックを空にする作業をせずに、
お皿洗いから始められる。


こうして、帰宅後の自分への負担を、
出発前の自分が取り払ってあげ
るのである。






2、明日の自分が思い出せるように、
台所に弁当箱を置く

明日は弁当持参の日である。

でも、寝て起きたら、
弁当持ってくのを忘れちゃうかもしれない。

どうしたら、忘れずにいられるか?


忘れないようにするよりも、
忘れても思い出せる仕掛けを
つくることが大切
である。



寝る前にお弁当箱を台所の上に、
目につくところに置く。


そうすれば、朝起きてお弁当箱が目に入り、

「今日は弁当持参の日だった!」

と、思い出せるのだ。



このように、明日の自分がちゃんとできるように、
その道標をつくっておくと良い。


手紙をポストに入れるのなら、
玄関の目のつくところに手紙を置いて、
セットしておく。


明日の自分の行動パターンや動線を
想像しながら、
思い出せるように、
明日の自分の思いを馳せる。




さいごに

少し未来の自分のために、
今の自分がひと手間をする。


今の自分が思いやりを持って、
少し未来の自分が「ありがとう」
って感謝する。


そんな、思いやりや感謝というバトン、
自分から自分へと渡していく。


そうすれば、バトンパスがスムーズになり、
タスク管理がリレーのように、
軽やかに前進していけるだろう。


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