「無理しない」をしないと、無理してしまう?!
「本当に無理しないをするには?」
の記事はこちら。
「無理しないようにしないとな・・・。」
と、自分に言い聞かせたり、
「無理しないでね!」
と、友達に言ったり。
【言うは易く行うは難し】
という、ことわざがある。
これの意味は、次のとおりである。
言うは易く行うは難しとは、何をするにしても、口で言うのは簡単だがそれを実行するのは大変難しいということ。
引用:故事ことわざ辞典
この「無理をしない」といことは、
「言うは易し行うは難し」の部類に入ると自分は考えている。
「無理をしない」と思っていても、それを実践するのは難しいのだ。
そもそも、「無理しない」ができないから無理になっている。
無理しないための具体的な行動を起こさないと、「無理しない」はできない。
例えば、仕事での場面。
・残業をしない、断る。
・仕事を休む
仕事をしない時間を多くつくることで、
無理をしないようにする。
「でも、これをすると仕事が溜まってしまい、
かえって大変になるから余計に無理をしてしまうのでは?」
そう思う人もいるだろう。
たしかに、休むタイミングを見誤って、
余計な仕事が増えて大変になるリスクはある。
だが、基本的には、
一度無理している状態から自分を解放し、
あとで落ち着いて心身の体調がいい時にやる方が、
比較的短時間でお仕事を終わらせられるはずである。
無理しているかどうかで、
仕事のがんばり時を見定めて、
無理のない体勢でお仕事を進めていくのである。
または、
・仕事を人にお願いする
・完璧を求めない。
というものがある。
人にお願いするのは気が引けるかもしれない。
もし、何でもかんでも人にお願いばかりしていたら、
上司や同僚から顰蹙を買ってしまう。
いい塩梅が必要になると思うが、
無理をしている時は、
周りの人にお願いすることも必要である。
逆に、周りの人が助けを必要であれば、
サポートしてあげる。
職場のチームで、お互いの仕事量をうまくコントロールできれば、
「無理をしない」ができてくるだろう。
「完璧を求めない」というのもある。
今とりかかっている仕事は、
どのくらいの完成度が必要なのか?
このくらい必要かと自分は思っていても、
成果を見て判断する上司や取引先は、
そこまでのクオリティを求めていないかもしれない。
「まだ たたき台の段階だから、
完成度よりもざっくりとできたら提出してほしい。」
そのくらいの完成度で求められているのに、
そこで完璧を求めると、
無理になってしまう。
1つ1つの仕事でどのくらいの完成度でやっていくのか判断することで、
無理をせずに仕事を進めていくことができる。
このように、
「無理をしない」を行うという難易度を少しでも下げるためには、
・残業をしない、断る。
・仕事を休む・
・仕事を人にお願いする
・完璧を求めない。
という、具体的な行動をする必要がある。
「無理をしない」をするには、することがあるのだ!