4月の部署異動によって、
新しく配属される人に、
自分の担当している仕事を引き継ぐ。
または、
自分が新しい部署に異動し、
異動先の人が担当していた仕事を引き継ぐ。
引き継ぐ人。
引き継がれる人。
「引継ぎ」という、
人と人とのリレーをして、
仕事が回り、
会社が回っていく。
新しく担当する人に仕事を引き継ぐ時、
文章をまとめたり説明したりと、
何かと大変だと思う。
そして、異動先の人から引き継がれる時、
不安が高まっていくことがよくある。
それは、知らない仕事だったり、
イメージがつかめなかったり、
仕事の流れや程度がわからなかったりする。
つまり、これから自分がその仕事を担当するのに、
よくわからないものがたくさんあって不安なのだ。
これは、誰でも不安に感じることだろう。
「引き継がれる時、不安がつきものだ。」
そういうものだと思い、
気負わずにフラットな気持ちで、
引き継いでくれる人の話を聴こう。
初めての仕事も、やっていくうちに慣れてくる。
1年、2年と続けば、
ひととおりの仕事はわかってくるし、
1年の流れも見えてくる。
「今は不安だが、そのうち慣れてきてわかってくる。」
引き継がれることを何回か経験すると、
「引き継がれること」に慣れてくる。
そして、
「不安で悩んでいるより、
わからないなりにやってみて、
慣れていこう。」
そのように、
ある程度は心穏やかにやっていけるだろう。
初めて引き継がれて、不安がいっぱいな人へ。
第1回目。生まれて初めての仕事の引継ぎ。
それは緊張するし、不安になるよ。
こんな経験も慣れていくから、
1人で抱えこまず、
周りと相談しながら、
こわばらずにやっていきましょ。