旅人どうしの交流するのに雑魚寝部屋を選ぼう!

フェリー

旅先での出会いや交流も、旅での醍醐味!




この記事を読むとわかること

・個室よりも雑魚寝部屋の方が交流できる場が広がる。

・同じ部屋の人に勇気を持って話しかけると、
何のしがらみのない深い話ができることもある。

・交流できるチャンスを見逃さずに、
前向きに交流すれば、
新たな出会いができるかもしれない。




1、フェリーで優雅な時間を
過ごす

学生の頃、フェリーを使って旅をしたことがある。

日が沈む頃に出航し、
次の日の昼過ぎに港に到着する。

だいたい18時間くらいをフェリーの中で過ごす。

デッキから海を眺めたり、日の出を見たり、
公衆浴場で疲れをとったり、
シアタールームで映画を見たり、
レストランで食事をしたり、

フェリーで優雅で楽しいひと時を過ごせるのだ。




2、雑魚寝部屋を選んだ

フェリーを予約する時、
客室をどれにするか選ぶことができる。


スイートルームはリゾートホテルの一室みたいに
魅力的で、一度は泊まってみたいと思う。

ただ、かなりのお値段がするので、
当時、学生の自分には
到底選べるものではなかった。


ビジネスホテルのような標準的な個室があったり、
カプセルホテルのような寝るスペースだけあるような
個室もあった。

いろいろな客室があるが、
自分はいつも、一番安い客室を選んだのだ。

その部屋は、大広間に簡易的な寝具がたくさん並んでおり、
みんなで雑魚寝する部屋である。

どの寝具を使ってもよいので、
フェリーに入ると、
奥の方とか壁際とか、
人気のある場所から、
それぞれが荷物を置いて、
埋まっていく。

雑魚寝部屋は何部屋かあるので、
ひととおり覗いてみて、
一番空いている雑魚寝部屋を
選んだりした。




3、雑魚寝部屋は交流しやすい

毎回、雑魚寝部屋を選んだのは、
料金が一番安いだけではない。

個室じゃないと落ち着かないから
嫌だという人もいるが、
自分は周りに誰がいても
気にしないタイプだった。

それに、多くの人と相部屋で
泊まるので、旅人どうし、
楽しい交流ができるかもという期待を持って、
雑魚寝部屋を選んだのである。

実際、雑魚寝部屋にいた人に
軽く挨拶したら、
何だか話が弾んじゃったことがある。

いろいろと身の上話をしたりしていて、
フェリーから降りると、
その人の車で市街地まで乗せてもらえた。

それから数年後、旅の途中にその人の家に行って、
泊めさせてもらったことがある。

一緒に近くの山登りをしたり、
庭でバーベキューをして、
格別な時間を過ごした。


このように交流できるのは稀だが、
フェリーの中で話しかけたり話されたりして、
楽しいおしゃべりができることは、
フェリー旅の楽しみの1つでもあった。




4、旅先でのおしゃべりは格別!

旅先で、旅人どうし、おしゃべりをする。

普段の生活での会話と違い、
この時のおしゃべりって格別である。

旅でお互いに開放的になっているからなのか。

何のしがらみもなく、自由な会話ができる。


小さい頃の将来の夢の話や、
人生で1回はやってみたいことや、
三度の飯よりも好きなことの話とか、

初対面なのに、
いや、初対面だからこそ、
深くて弾む話ができる。

それが、旅の醍醐味なのかもしれない。




さいごに

フェリーのデッキで外国人の方に
話しかけたことがある。


とりあえず、片言の英語と、
身振り手振りで伝えようとしてみる。

旅先の町を伝えようとして、
「Do you know ○○tone?」
「えーっと、Do you know○○県?」

「Me,行く…、Go,○○town in ○○県」
「Where? You come from ? Country?」

こんな感じで、自分の旅先を何とか伝えようとし、
相手がどこの国の出身なのかを聞き出そうとする。

うまく伝わったかわからないし、
相手の話もよくわからなかったりする。


でも、伝わった時は嬉しくて、
笑っていると、相手も笑ってくれて、
そのことが嬉しかったりする。


お互いに伝わったものは少なかったとしても、
違う国のものどうし、フェリーの上で
こうやって出会って話せたのは、
なんだか嬉しい経験になった。


旅での交流できるチャンスを見逃さずに、
前向きに交流する。

そこから、新たな出会いや
人との繋がりが生まれるかもしれない。




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