最初は文字単価0.1円以下の案件をようやく受注できて、ものすごく時間がかかりながらも納期ギリギリで提出した。
時給換算にすると10円程度という恐ろしい低さではあるが、実績づくりだと割り切ってやっていく。
それが最初の取り組んで案件であり、この一歩が重要である。
「ゼロイチ」という言葉があるが、ゼロの状態から1にするのが最も難しい。
1にした後は、また案件に応募して落ちたらまた応募して、受注できたら全力で取り組んで・・・、のくり返しである。
こうして、すぐには成長が見えないけれど、ちょっとずつライティングスキルが上がり、受注できる案件も単価が高くなっていく。
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と経つにつれて、その成長度はじわじわと目に見えていく。
ある時、ついに文字単価1円の案件を受注できた。
その案件は、最初に受注した案件と同じジャンルで作業内容も似ていた。
すると、最初の案件に取り組んだ頃が自然と頭に浮かぶ。
同じような案件なのに、最初は0.1円以下だったのが、今では文字単価1円。
10倍以上の単価アップである。
きっと、スキル向上や実績が積み重なり、営業力もついており、クライアントが文字単価1円で任せられると判断してくれたのだろう。
このように、最初に比べると、大きく進歩していることに気が付く時が来る。
最初の頃の初心を忘れずに、常に向上心を持って取り組んでいきたいものである。