「格」が付く言葉。
合格。不合格。失格。本格。資格。品格。人格。価格。性格。
この中で、「合格」「不合格」「失格」の熟語を取り上げていく。
受験では「合格」か「不合格」かを強く意識するが、人生には実にさまざまな「合格」と「不合格」が存在する。
・仕事の交渉がうまくいくか?
・デートのお誘いに応じてもらえるか?
・たまたま付けたテレビで面白い番組がやっていたか?
「合格」「不合格」という概念ではないだろうが、自分が臨む結果なのかそうではないのかという「運命の分かれ道」は日常のいたるところにあるのだ。
この時、うまくいかない、「合格」「不合格」でいったら「不合格」の方になってしまうと、ガッカリすることも。
この「不合格」が続いてくると、気持ちが落ち込むかもしれない。
でも、「不合格」続きなのは「合格」への望みがあるからまだいい。
問題なのは「失格」になることである。
「格を失う」と書いて「失格」。
もうチャレンジすることすらできない状態になってしまうと、合格への望みは完全に途絶えてしまう。
「不合格」も「失格」も同じ「格」だが、意味は大きく変わってくるのだ。
「合格」できなくても、「不合格」になる道を選び、「失格」という道を逸れる選択にならないようにしたい。
諦めたらそこで試合終了ですよ!