職場や地域のコミュニティなどで、

目立った行動や才能を発揮すると、
周りから妬まれて非難を受けることがある。

「出る杭は打たれる」というが、

周りに合わせざるを得ない場面も多くあるだろう。

そんなことを思ったのは、
洗面所で手を洗っている時だった。


蛇口から出る水で手を洗うという、
ごく自然な一場面である。







その蛇口を見ていて、
次のように思ったのだ。


「蛇口って、壁から飛び出ている。

もし、蛇口が壁と同じところまでしか
伸びてなかったら、
出てくる水は壁を伝ってしまい使いづらくなる。

壁から飛び出しているから使いやすい。

蛇口の場合は、出る杭は打たれないんだな！」




蛇口は、周りの壁に合わせず、
堂々と飛び出ている。


まさに「出る杭」である。


蛇口は「出ている」からこそ価値があり、
「打たれる」ことがあってはならない。







ということは、
人間関係でも
同じようなことが言えるのではないだろうか？


「この人は、目立っていたり才能を発揮しているからこそ、
みんなの役に立っている。
周りに合わせてはならない人だ。」


と、周りの人にそう思わせることができれば、
出る杭は打たれない。








何かやりたいことがあったり、
発言したいことがあるのに、
周りの目が怖くて萎縮してしまう時、

壁から飛び出た蛇口を頭に浮かべよう！！