右と左の位置関係
あるものがどこに位置するかを説明する時、
右か左かで表現することができる。
食卓を見た時、
「右にみそ汁が、左にご飯がある。」
と、左右で位置関係がわかるのだ。
ところで、
「右にあるもの」というのは、
【自分から見て】右にあるのであり、
これが相手から見たら左にあることもある。
対面すると、両者の右と左の
位置関係が逆になる。
人によって右が左になるとは
どういうことだろうか?
例えば、
次のような画像で考えてみよう。
この画像では、男の子がワンちゃんを抱いている。
そして、男の子からみると、
【左:ワンちゃん ・ 右:男の子(自分)】
という位置関係である。
この画像を見ている人からみても同様である。
ところが、対面しているワンちゃんからみると、
【左:男の子 ・ 右:ワンちゃん(自分)】
であり、位置関係が男の子の場合と逆になるのである。
このことから、
右と左の位置関係は、
「同じ方向を向いているか?」
「対面(両者の向きがそれぞれ反対)になっているか?」
によって変わってくることがわかる。
逆に見えることを受け入れて、
同じ方向で見てみよう!
自分では右だと認識していても、
対面の相手からみると左で、
自分と逆の認識になる。
「どうして自分のことを理解してくれないのだろう。」
と、嘆くのではなく、
「自分とは真逆の考え方もあるんだな。」
と、受け入れる。
また、相手と同じ方向から見ることで、
右だったのが左に見えるようになる。
「相手の立場を考えると、こんな気持ちだったんだなぁ。」
と、相手のことを考える想像力と優しさが、
お互いを認め合ったり解決へと進んでいく。
自分と違うことを受け入れて、
相手と同じ方向を見るようにすると、
人間関係がスムーズになっていく!!