余った1段に他の物を入れる。
4段のカラーボックスを買った。
各段に4つのスペースがあり、
4つ全てに物を入れることができる。
実際に入れてみると、
3段分で入れたい物を全部入れることができた。
この時、
「1段分スペースが余ったから、
他のものを入れよう!」
って思い、
他の部屋から物を取ってきて、
その余った段に入れて、
スペースを埋めたのであった。
何もないスペースにすることもできる!
これ以外にも、
他の選択肢がある。
1段分余ったスペースには何も入れず、
しばらく余剰スペースをとっておくのである。
収納する物は3段分で足りたため、
1段分が余った状態で、
本来の目的は達成されたのである。
つい、「余ったスペースがもったいないから、
何か入れよう。」
と思ってしまいがちだが、
この余っている状態にもったいなさを感じずに、
余っているスペースを保ちながら生活してみる。
今後、物が増えて余ったスペースが埋まっていくかもしれないし、
ずっと何もないスペースのままかもしれない。
余ったスペースをつくれると、
心に余裕ができる。
日頃から、余ったスペースもつくりながら収納していると、
余白部分を楽しむことができ、
心にも余裕ができてくる。
「何でもいいから余ったスペースを埋めなくちゃ!」
という発想から、
「本当に必要な物が出てきたら、余ったスペースに入れよう!」
という考えになるのである。
物を持つか持たないか、
収納するかしないかを、
自分の判断基準で決めることができ、
物に支配されず、
自分で物をコントロールして生活することができる。
「余裕を持った生活が大切だ!」
と言われても、
どうやって余裕を持てばいいのかわからない。
それならば、
家の中に何もない収納場所をつくり、
余裕のあるスペースからつくっていくのが
いいのではないだろうか?