職場の机。
引き出しの中や、
袖机の中。
そこは閉めておけば見られないので、
そこにいるモノたちにとっては
「安住の地」である。
そんな甘さから、
特に意識せずに使っていると、
いつのまにか机の中はモノで溢れかえってしまう。
何か取り出すのに時間がかかったり、
探さないと見つからなかったりする。
モノを探す作業は時間の浪費となるだけでなく、
今やっていた仕事への集中力が大きく阻害されて、
パフォーマンスが大きく落ちてしまうのだ。
そこで、一度、
「職場の机の中を【空っぽ】にする」
ということをオススメする。
ここで、「整理整頓」という言葉ではなく、
「空っぽにする」と言ってみた。
整理整頓では難しく感じたり、
自分に都合よく解釈して、
適当に済ませて効果的でなかったりしてしまう。
だが、空っぽにするという具体的な作業であれば、
奥の方に押しやられてモノたちも日の目を見ることができ、
小手先ではなく全体的な整理整頓へと繋がっていくのだ。
空いた段ボール箱でも何でもいいが、
机の中のモノを全部、箱の中に移すのだ。
本当に「全部」、移すのである。
そうすると、
ホッチキスが3個もあったり、
同じ色の付箋ばかり出てきたり、
いろんなサイズのメモ用紙が出てきたりする。
それで、いらないものはその場でゴミ箱に捨てたり、
職場内にある文具置きに戻してしまうのだ。
そして、同じジャンルのものは、
まとめて机の中に入れる。
1、「全部を箱に移す」
↓
2、「いらないものを捨てるor
文具置きに戻す」
↓
3、「同じジャンルのものをまとめて
机の中に入れる」
この3ステップを踏むことで、
自分の机が劇的にきれいになり、
使いやすくなっていることに気づくだろう。
一度、空っぽにする作業をしてしまえば、
その後は使ったものを同じところに戻すようにして、
きれいに効率よく使うことができる。
もちろん、探し物で集中力が中断することがなくなる。
「机の中」という宇宙空間みたいなスペースを侮らず、
空っぽチャレンジして、
スムーズに仕事できる職場環境を手に入れよう!