どんな道でも突き当りはやってくる。
「次は、突き当りを右に曲がってね!」
これは、
運転手に道を案内する時によくあるセリフである。
「突き当り右」というのは、
道なりにずっと進んでいって、
これ以上進めない地点(突き当り)で
右に曲がってね、
ということである。
この「突き当り」という言葉、
どこかポジティブな意味があるのではと思ったのだ。
ずっと続く一本道でも、
いつかは突き当たる時がくる。
そう。
どんな道でも突き当りが出てくるのだ。
突き当たったら、
これ以上は前に進めない。
なので、左右どちらかの横にそれたり、
Uターンしたりと、
違う方向に進むしかない。
嫌な道にも突き当りがある。
もし、今進んでいる道が、
嫌な道だったとする。
その道はずっと続くような気がして、
思う悩んでしまうかもしれない。
でも、いつかは突き当たりが出てきて、
方向が変わる。
つまり、事態が変わってくるのである。
それは、部署異動により、
周りの人間環境が変化することかもしれない。
いずれにしても、
嫌な道でも、その状態はいつかは終わり、
事態は変わっていくのである。
好きな道にも突き当りがやってくる。
もし、今進んでいる道が、
好きな道だったとする。
この道も、
いつかは突き当たりがやってくる。
突き当たることで、
運が尽きたように、
悪い方向になることもあるだろう。
だが、方向転換をし、
新しい形で幸せをつかむこともできる。
現状維持はずっとはできないけど、
自分の信念や周りへの感謝の気持ちなど、
変わらずにいられる部分もある。
なので、突き当たっても、
ポジティブのままいることもできるのだ!