「しょぼい起業で生きていく 持続発展編」の本を読んでみた感想

しょぼい起業で生きていく 持続発展編

しょぼくても心豊かに生きる!



この記事を読むとわかること

・「しょぼい起業で生きていく 持続発展編」は、
えらいてんちょうさんが書かれた、
しょぼいビジネススタイルで起業するやり方を
教えてくれる本である。

・「しょぼい起業」とは、
リスクを最小限に留めて起業することで、
起業への心理的ハードルを低くし、
また、起業に失敗した場合でも、
再起できるような起業スタイルである。

・起業でかかる費用をどのように抑えるか、
どのような事業展開をしているのか、
実例を基に具体的に紹介されている。

・これから起業する人にはもちろんのこと、
既に起業している人にも勉強になる本である。
また、起業する予定がない人でも、
今後もし、今の生活を変えたいと思った時に、
しょぼい起業という新しい選択肢があるのを
知っておけば役に立つだろう。



1、「しょぼい起業で生きていく
持続発展編」とは?

「しょぼい起業で生きていく 持続発展編」は、
えらいてんちょうさんが書かれた本である。

前著「しょぼい起業で生きていく」の続編である。

前著では、著者の起業メソッドがまとめられており、
「今の生活の他にも、しょぼい起業という選択肢もあるよ。」
というのを教えてくれる。

今回の「持続発展編」では、
起業した後に、どのように続けていくのかについて、
実例を交えて紹介されている。

また、しょぼい起業をしたが、
閉店した実例の紹介もある。

何が原因だったのかについての記載があり、
閉店後、どのような生活を送っているかの
紹介もある。



2、「しょぼい起業」とは?

開業費や開業後の費用をなるべく抑えて、
失敗した時のダメージを最小限にするのである。


「起業するには多額な借金をして店舗を借りる」
「失敗したら路頭に迷う、再起不能」
「飲食店開業には○○○万円は必要」
「起業は一世一代の大勝負」


このようなイメージ(思い込み)があり、
実際にそのとおりな起業スタイルもある。

だが、しょぼい起業では、固定概念に囚われず、
自分で工夫して、必要以上の出費はしないようにする。


また、「持続発展編」では、起業後は、
日々の変化に対応して地域に根付き、
1人で抱え込まずに人に任せる、
このような重要性についても述べている。



3、この本を読んで自分が感じたこと

この本を読んで、しょぼい起業の特徴やメリット、
起業後の心構えや
失敗例からの注意点について理解した。

ここからは、本を読んで
自分が感じたことについて述べていく。



①多くの選択肢を知ることが大切

しょぼい起業の実例が紹介されており、
具体的にどのように起業したのかが
よくわかった。

・youtubeでパンづくりの研究をして商品化
・融資は受けずに自己資金だけで開業



このような実例を読んで、
「多くの選択肢を知って、
自分の場合はどうか考えることが大切」
だと感じた。


自分の場合、
店舗を構えて飲食店開業をすることを考えている。

当初は、「店舗構えるのに多額な借金を背負う」
「何年間もの修行しないとお客さんは来ない」

このようなイメージがあった。

だが、最近では、シェアキッチンを活用する方法を知ったり、
プロが教えるあらゆる料理の動画を見たり、
新たに選択肢が増えた。

これにより、しょぼい起業のように、
失敗した時のダメージを最小限に抑えて、
小さく始めて身の丈に合った生業を
していく
術を知ったのだ。



②心豊かに前向きに暮らせる

この本は、誰に対してもしょぼい起業を
勧めているわけではない。

今の会社で満足しているのであれば、
それを続けるのもいいし、
起業以外の他の道を選ぶのもいい。

もし、今の生活で心豊かに暮らせない、
心が衰退しているのであれば、
1つの選択肢として、しょぼい起業もある。


「選択肢が多い = 幸福度が高い」
必ずしも、このような 方程式が当てはまるわけではないが、

自分で考えて、自分が最適だと思う道を選ぶ。
選んだ道を歩んでみたら、
取り返しのつかないような大きな痛手を負ってしまうのでは、
道を変えるのはあまりにもリスクが大きい。


「起業」というジャンルの中にも、
しょぼい起業のように、
失敗してもダメージが小さく、
再チャレンジしたり別の道を歩むこともできる。

大きな落とし穴でなければ、自分が「これだ!」と
決めた道を選んで歩んだ場合、
心豊かで前向きに暮らせるチャンスがある
のだ。




まとめ

「しょぼい起業で生きていく 持続発展編」
の本を読んでみた感想を述べた。

この本と出会った時、
しょぼい起業というワードがとても気になった。

起業というと、華々しいけど、成功するのが非常に難しくて、
失敗すると路頭に迷うようなイメージがあった。

その「起業」に「しょぼい」という言葉をついている。

起業が雲の上のようなものだった自分にとって、
自分の身の丈に合わせてくれた起業スタイルであり、
自分の生活にうまく落とし込むことが
できるかもしれないと思えたのだ。

何か特別な技術や才能や経歴がなくても、
自分の持っているもので勝負し、
工夫してしょぼい起業で心豊かに生活していく。

起業をする時も、リスクを抑えながら、
前向きに楽しく進めていきたい。


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