異動は、
会社版の卒業式なのかもしれない。

異動の季節って。

４月に異動がある会社の場合、
３月に異動発表があるだろう。



自分が異動するのか、
誰が異動するのか、
ソワソワする。



残りの仕事を片付けたり、
引継ぎをしたり、
挨拶まわりをしたり、


何かと忙しい年度末。


それが、異動の季節である。

「異動の季節」＝「卒業の季節」？？

ところで、異動の季節は、
卒業の季節と言えるのではないだろうか。


それは、単に３月だからという理由だけではない。



「〇〇部」
「〇〇課」
「〇〇係」


という、
学年やクラス、班のメンバーが、
異動によって変わっていく。


退職して、卒業する先輩方もいる。




異動する人。異動しない人。

卒業する人。在校生。




卒業という、
めでたい気持ちと寂しい気持ちが入り混じる。


同じクラスメイト、
同じ部署のメンバーのまま、
ずっと一緒というのはないんだな。


いつかは、みんな、それぞれの道に行くんだな。




異動の季節は、
学生時代に味わった卒業シーズンの甘い香りを
思い出させてくれるのかもしれない。

卒業の季節は、
同僚と仲良くなれるチャンスでもある！

「好きな先輩が、卒業したら会えなくなってしまう。


今日は卒業式。
今日、告白しなかったら、
私の気持ちは先輩に伝えられないまま、
後悔してしまう。



ドキドキが止まらないけど、
今日の卒業式で、先輩に告白しよう。


でも、告白できるかな・・・。」





何かの青春小説の文章のようになったが、

卒業式は、告白する勇気を
奮い立たせてくれるのかもしれない。




異動する前に告白する人もいるかもしれないが、

好きな人に告白でなくても、
同僚と仲良くなれるチャンスが、
異動の季節にはあるのだ。






「仕事の付き合いで、
何となく淡々としたやりとりをしてきたけど、

自分は本当は、あの人と仲良くなりたかったなぁ。



その同僚は、来週に新しい部署に異動だから、
もう話すこともないだろうなぁ。



・・・あれ？
自分って、こんなに積極性なかったんだっけ？

学生の頃、先輩に告白できたんだから、
それに比べたら、チョロいものじゃん。



よし！

今までの淡々としたやりとりはどこかに吹き飛ばして、

まずは、異動する同僚とLINE交換しよう！」





これがきっかけに、深い仲になれたり、
同僚を超えた友達になれるかもしれない。




「何年も同じ部署にいたのに、今さら？？」


なんて思わずに、
学生時代の卒業シーズンを思い出して、

純粋な気持ちで、LINE交換を申し出て、
親睦を深めようとしてみよう！

さいごに

異動をして、普段の生活で会わなくなると、
疎遠になってしまうこともある。


それはそれで、仕方のないことだ。





でも、異動前にLINE交換しておいたから、


たまにLINEでやりとりしたり、

LINE電話でおしゃべりしたり、





職場に素敵な仲間ができる。




同じ部署にいる時は仲良くなれなかったのに、

部署が変わって不思議と仲良くなれたり、


職場内の仲間は、ひょんなところから、
親睦が深まったりする。




ということで、
異動という季節を何かのチャンスだと思って、

実は仲良くなりたかった人に、
LINE交換してみてはどうだろうか？