観光地に行った時、
「展望台」の案内看板を
見かけることがある。
案内に沿って上がっていくと、
小高い場所から、
絶景を見渡すことができる。
その一方、普段の生活では、
「展望台」も、
「展望台の案内看板」も、
見かけない。
自分の生活圏内には、
展望台がないのだ。
でも、「人生の展望台」なら、
きっと見つけらるはず。
観光地のように、
小高い場所がなくてもいい。
ベランダで日向ぼっこをしながら、
1人、今後の自分の生活を考えたりする。
そんな時間は、小高い場所から
今までの自分の生活を見渡すことができる。
そして、これからの自分の生活、
自分の人生の展望を描き出すことができるのだ。
ベランダは人生の展望台となり、
優雅で有意義な時間を過ごせるのである。
もし、1人で何かに悩んでいる時、
そこには展望台はない。
「考える」と「悩む」とでは、
行きつく先が変わってくるのだ。
悩む「だけ」では、
人生の展望ではなく、
今後の人生を黒く塗りつぶしてしまう。
悩んだ末に、解決に向けて「考える」。
そうすれば、展望が見えてくる。
1日の中で、
1人、自問自答したり、
頭の中で何かを巡らせたりする、
そんな時間が少なからずあると思う。
その時間を、
人生の展望、
今後の生活を見据えていることが、
楽しい日々を送るために大切である。