1つ1つの仕事で時間を意識することは大切である。
どの仕事をどのくらいの時間で終わらせるか。
ざっくりとでもいいので、自分の中で把握しておけば、効率的に仕事を回しやすくなる。
さらに、実際に仕事でかかった時間を計測してみると、より明確なスケジューリングができることも。
職場でタイムウォッチを使ってみると効果的である。
タイムウォッチを持参してもいいし、その機能がある腕時計を使ってもいい。
または、タイムウォッチ機能が使えるサイトがあるので、ネット検索してもいい。
そして、あらゆる場面で時間を計測して、どうすれば時短ができるか考えて実行するのである。
例えば、次のようにやってみよう。
1サイクルの仕事をするのに10分かかるとする。
これが通常6サイクルあるのなら、全部で1時間かかるのだ。
もし、4分の3に時短、つまり15分短縮させるには、1サイクルを7分30秒以内に終わらせる必要がある。
1サイクルで20項目の作業がある場合、1項目を22秒くらいでできるようになれば、1サイクル7分30秒でいけるだろう。
それであれば、1項目あたりで無駄を省いて早く作業はできないだろうか?
こんなふうに、タイムウォッチで測りながら、どこで時短をするとよいか、何を目安にすればいいかが見えてくる。
仕事中に時間を意識して、タイムウォッチで時間を測って明確にしていく。
そうすることで、仕事の質を変えずにスピードを高めて、そこで作り出した時間を使って、より質の高い仕事ができることだろう。

