新NISAは2024年から始まった制度である。
新NISAの非課税期間は無期限であるため、どのタイミングで売却しても、売却益には課税されない。
なので、保有期間を気にせずに運用できる。
一方、2023年までは旧NISAの制度であったため、非課税期間は限られている。
つみたてNISAの非課税期間は20年あるが、一般NISAは5年である。
そのため、旧NISAの一般NISAで銘柄を購入している人は、非課税期間が終了したものがあったり、そろそろ終了するものが出てくるだろう。
例えば楽天証券の場合、非課税期間が近くなるとメールで通知があり、サイトにも非課税期間終了案内が掲載される。
特に何もしなければ、一般NISAは非課税期間終了後に課税口座に自動的移行される。
その後は、売却益に約20%が課税される。
もし課税されずに運用を続けたいのであれば、非課税期間中に銘柄を売却し、新NISAで銘柄を購入することになる。
ただ、売却のタイミングによってはマイナスになる場合もあるので、その点は注意が必要である。
非課税期間終了までに何もしなければ課税口座になり、売却して新NISAで購入すると売却損になる可能性がある。
いずれにしてもリスクはつきもの。
よく考えた上で、自分にとってベストな出口戦略をとっていこう!!