転職をしようと思い、転職活動を始めたい。
でも何をすればいいかわからない人もいるだろう。
転職をするための活動だから、
結局のところ、次のようなステップを踏むことになる。
・志望する企業に応募する。
・書類選考や面接を受ける。
・内定をもらい、承諾する。
・現職を辞めて転職先の企業に入社する。
転職するためにやることは実にシンプルである。
ただ、最初のステップである応募するが高いハードルになってくる。
志望する企業といっても、自分が志望する企業はどのようなものなのか?
どんな業界で、どんな職種がいいのか?
書類選考で提出する履歴書や職務経歴書を全く書いていないから応募できない。
応募前の準備や考えることが多く、途方に暮れていては転職活動は一向に進まない。
とはいえ、「いきなり応募はちょっと・・・」という場合は、「求人にあった志望度の高い企業に書類選考を受けるつもり」で志望動機を書いてみよう。
「つもり」といっても、本当にその企業に転職する気持ちで書くのである。
こうして志望動機を書き始めてみると、いろいろなことに気が付く。
「この企業の業界はどんな魅力があるのだろうか?」
「募集職種はどのような仕事をするのだろうか?」
「自分のスキルや経験が、この企業にどのように活かせるのだろうか?」
疑問が生まれてきて、その業界について調べるようになる。
職種についても深堀りするように。
そもそも自分のスキルや経験がどんなものか、自己PR文をつくるようになる。
業界研究、職種研究、自己研究。
志望理由を書くには、これらの研究をして理解する必要があると気が付くのだ。
志望理由を書くということは、これらの研究も並行してすることになり、
転職活動に必要で重要なことをしっかり対策できるのだ。
転職活動を何から始めていいのかわからない人は、とりあえずという気持ちでも、求人にある志望度の高い企業の志望理由を書いてみるといいかもしれない。