同僚が職場の車を使おうとしたら、バッテリーが上がっていることが発覚した。
その同僚が駐車場から職場に戻り、現状を報告する。
車に詳しかったこともあり、その同僚が職場にあったブースターケーブルを持ち出し、車の復旧に取りかかろうとしている。
同僚に任せておけば、おそらく車は復旧して解決するだろう。
ただ、この事態を今後に活かしたいのなら、ただ席に座っているままではもったいない。
「バッテリーが上がったら、ケーブルみたいのを使えば直せるみたいだな。」
と、同僚を見ていてわかったことがあったが、今後もしバッテリーが上がって自分が直すことになったら、どうやって直していいかわからないだろう。
そこで、「私も手伝います!」と言って、同僚のサポートをしよう。
実際に故障した車をどのように直すのかを目の当たりにするのだ。
「別の車を近づけるのか」
「ボンネットを開けるのか」
「ケーブル2本を故障車と救護車に繋げるのか」
「救護車のエンジンをかけるのか」
こうして一連の流れを見ながら、自分もサポートして少しだけでもやってみる。
そして、故障車のエンジンをかけると・・・。
エンジンがかかった!
「バッテリーが上がった時はこうやって直すのか」
と、知識がつく。
同僚のサポートではあっても実際にやってみたから経験ができた。
こうして知識と経験が手に入ったから、今度バッテリーが上がったら、自分1人だけでもできそうだと少し自信がつく。
同僚がバッテリーが上がったのを直そうとする時、他人事に考えていたら、自分の仕事を優先して、同僚のサポートなんかしなかっただろう。
ここで、今後に活かすためにも自分事として考えると、「知りたい」「実際にやってみたい」という気持ちになり、現場で実際に見たりやったりするチャンスが得られるのだ。
知識と経験をゲットして次に活かし、自己成長していこう!!