いろいろな競技やスポーツで「離れ技」がある。
けん玉が完全に手から離れ、宙を舞うけん玉をキャッチする離れ技。
鉄棒から完全に体が離れて、宙を舞った後に再び鉄棒をつかむ離れ技。
どれも、人に触れておらず、人が操れない離れたポイントに移すことで難易度が高いが見応えがあり、成功した時の達成感は格別である。
離れ技で人と道具が離れれば離れるほど、人と道具の連携が求められるようになる。
道具の動きを予想し、人が道具を再び手にするために動き、そういった絆を深めることで、離れ技は成功するのだ。
無理をしたりすると、自分の本心とは違う方向に行動してしまうことがある。
心と体が離れているようである。
離れ技で例えると、心と体は連携しているからこそ離れることができる。
日頃から、心の声を聴いて体を休ませたりして、心と体の絆を深めていこう。
そうすれば、もしもの時に心と体が離れてしまっても、そのうちしっかりと元に戻ることができるのだから。