ガンバリズムというのは、
「がんばることが美徳であり、良い方向に向かうという信条とすること」
である。
ただ、今の時代では、
がんばることで起こる弊害もあるのも事実である。
「がんばる」が良い言葉か悪い言葉かということではなく、
使い方によって薬にも毒にもなるのである。
それを言ったら、あらゆる言葉が同様だとは思うが、
「がんばる」という言葉は、
好意的に使ったとしても、
受け手側には強い毒になることもあるのだ。
ガンバリズム。
「がんばることをがんばる」ではなく、
「【がんばりどころ】と【がんばらなくていいところ】の使い分けをがんばる」
ということに意識をシフトすれば、
「がんばる」という言葉が、
穏やかなものになっていくだろう。