目次
まずは、もしもの時にもらえる遺族年金の受給額を計算する!
「もしもの時、
遺族年金でどのくらいの金額が受給されて、
それでカバーできない分を
民間保険で入っておくとよい。」
自分が保険についての本を読んだり、
動画やブログを見る中で、
多くの著者や発信者が
よく言っていた言葉である。
この点について、
自分も同意であり、
ぜひその考え方で保険を選びたい
と思っている。
「なるほど!
まずは自分の場合は、
いくらくらい遺族年金で
受給されるか計算するところから
始めればいいんだ!」
と、未来は明るくなった。
・・・はずであった。
ただ、ここまでわかっていても、
そこから先にはなかなか進めずに
いたのである。
それはなぜか?
「公的保険で足りない部分を民間保険でカバーする。」
この方向性は見えても、
具体的に自分の保険プランは
見えてこなかったりするよね・・・。
何をどう計算すればいいのか
わからない!
「もしもの時」というのは、
いろんなパターンが想定される。
死亡した時。
高度障害になった時。
交通事故で対人対物の損害を与えてしまった時。
火事になった時。
この記事では、
死亡した時に遺族が受給できる「遺族年金」に
ついて述べていく。
「死亡時に、遺族が受給できる遺族年金が
いくらもらえるか計算して、
それだけではカバーできない部分を
民間保険で賄うとしよう!」
という、方向性が見えてきた。
だが、
「遺族年金がいくらもらえるか計算して、」
「いくらもらえるか計算して、」
「計算して、」
って、どうやって計算するの?!
そもそも、自分は遺族年金もらえる対象なの?
もらえるとしてたら、
何をもって金額が決まるの?
「何をどう計算すればいいのか?」
これがわからず、
何もしないまま、
長い月日が経ってしまったのだ・・・。
自分の受給額は誰か教えてくれるわけではないし、
計算するやり方をわかりやすく知りたいわ!
ネットで調べるだけで、
簡単に計算できた!
その後、お金についてしっかり勉強をしたいと思い、
FP3級を取得。
それをきっかけに、
身の回りのお金に関することに対して、
今まで以上に関心を持つようになっていった。
こうして、保険を見直すことをきっかけに、
遺族年金がいくらもらるか計算することに、
ようやく着手したのだった。
「遺族年金」には、「遺族基礎年金」と
「遺族厚生年金」がある。
国民年金に加入している人は「遺族基礎年金」を受給できる。
そして、会社員や公務員の人は、
「遺族基礎年金」に「遺族厚生年金」が上乗せされる。
例えば、遺族基礎年金の受給対象者は、
「子のある配偶者」と「子」であり、
「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」では
受給対象者が異なるため、
自分が受給されるかよく確認しておくとよい、。
「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」の
2つの遺族年金があるんだね!
受給額がいくらくらいかの計算方法!
ここで、年金をちゃんと納付している場合、
(受給が可能な場合)
いくらくらいの金額なのかを述べていく。
※以下は、令和5年12月現在のものです。
遺族基礎年金
※「子のある配偶者」と「子」が受給対象者
795.000円+子の加算額
(子の加算額)
1人目および2人目の子の加算額 各228,700円
3人目以降の子の加算額 各76,200円
※遺族基礎年金は、受給額の計算が簡単で
具体的な金額が出る。
これなら自分の場合にもらえる受給額がわかるね!
さらに12ヶ月で割れば、
1ヶ月にいくら受給されるのかもわかるね!
遺族厚生年金
※「配偶者」「子」「父母」などのうち、
優先順位が高い人が受給対象者
受給金額の計算は、
「平均標準報酬月額」を出す必要があったり、
計算自体が少し複雑である。
自分は具体的な計算はせず、
おおよその概算が記載されているサイトを
いくつか確認して、
おおよその金額を知ることができた。
月収30万円:約43万円支給
月収40万円:約59万円支給
月収50万円:約73万円支給
※あくまで参考の概算ということで
ご了承お願いします。
年金の加入期間によっても金額が変わってくるから、
いくつかのサイトで概算を把握するといいかもね!
まとめ
死亡時にもらえる遺族年金。
この受給額がわかれば、
民間保険の補償額を決める判断材料となる。
遺族年金の受給額で足りない部分を、
民間保険でカバーするという考え方もできる。
だが、
「いくら受給されるのか計算しよう!」
と思っても、
なかなか計算が難しく思えて、
先延ばしにしてしまいがちである。
実際に調べてみると、
遺族基礎年金は、
シンプルな計算で、
具体的な金額を出すことができた。
遺族厚生年金は、
計算が少し複雑なため、
ざっくりの受給額の目安が
記載されたサイトを参考にした。
こうして、
死亡時に遺族にいくら受給されるのかの
概算がわかり、
「民間保険では、〇万円の補償にしよう!」
と、しっかりした軸を持って、
決めることができた。
ついつい、億劫になってしまいがちだが、
「概算なら、そんな難しくなく計算できる。」
という認識でいれば、
興味を持って楽しく受給額を
調べることができるのだ!!
「難しくないから、自分にはできる!」
と思って行動することが大切ね!