トランプタワーとの出会い
トランプをタワーのように積み上げていく。
そんなトランプタワーをやってみたくなった。
初めてトランプタワーという遊びを知ったのは、
「幸せ家族計画」というテレビ番組を
見た時であった。
集中力と繊細な作業を必要とし、
緊張で手が震えると、
タワーが崩れてしまう。
テレビでトランプタワーにチャレンジしている様子を見ると、
とっても難しくてハラハラドキドキだけど、
成功した時はこちらまで嬉しくなった。
トランプタワーで6段に成功!
そして、自分もトランプタワーに
チャレンジしてみたくなり、
トランプを手にする。
最初は2段にチャレンジ。
△に立てるのにバランスが難しかった。
その次は、3段にチャレンジ。
段が上がる分、△をつくる作業は増えるので、
ミスしやすくなる。
1つ崩れると、
そこからドミノ倒しのように全部崩れてしまうことも。
その次は4段。
△をつくるのを右から立てるか、
左から立てるか、
全体のバランスを見ながら、
考えながら積み上げるようになった。
その次は5段。
積み上げては崩れて、
また積み上げては崩れて、
そのくりかえしである。
切れていく集中力の中、
地道な作業に精を出す。
何回目のチャレンジだっただろうか。
何とか積み上げることができた。
ここで終わりにしようかと思ったが、
トランプがまだ余っていた。
5段積み上がっている状態から、
その横から△をつくって土台を増やし、
その新しい土台の上に△をつくり・・・、
そんな要領でやったら、
崩れることなく、
うまく積み上がったのだ。
しばらくは展示品のように、
写真撮ったり眺めていたが、
何気なくスマホをテーブルに置いた時、
その振動が原因だったのか、
6段のタワーは無常にも崩れ去ってしまった。
崩れてしまうからこそ、
積み重なる時の嬉しさはひとしおであった。
トランプタワーを上手に
積み上げるには?
ここで、実際にトランプタワーにチャレンジしてみて感じた、
上手に積み上げる方法を述べていく。
➀積み上げやすいトランプを選ぶ。
自分が使ったトランプは紙製であり、
10年以上前に買った古いものである。
これがプラスチック製だと滑りやすくなるらしい。
家にあるトランプを全部出して、
とりあえず軽く積み上げて、
滑りづらく安定しやすいトランプを
使うようにしよう。
➁滑りにくい場所を選ぶ。
自分はテーブルの上で積み上げたが、
比較的滑りづらかった、
これが、滑りやすい場所だと、
1段目の△が崩れやすく、
積み上げるのは難しくなる。
➂途中で微調整をしていく。
積み上げながら全体を見て、
どこか崩れやすいところがないか、
チェックしてみこう。
そこで既に積み上げたトランプを
ちょっとだけ動かしてバランスを整えたい場合、
手で動かしたり、
持っているトランプで
そのトランプを押してみたりする。
このような綿密な点検で、
高いタワーも安定して積み上げていくのだ。
➃△のつくる場所を状況を見て変える。
例えば、4段タワーにチャレンジする時、
1段積んだ後の2段目は、
△を3つ並べる。
ここで、全体的に右の方に傾いる時、
最初に△を右につくると、
さらに右に傾いて崩れてしまう恐れがある。
ここは、左から△をつくっていき、
さらに、重心が右から真ん中にいくように、
調整しながら△を3つ並べられると、
なお良い。
まとめ
トランプタワーは、
ちょっとしたミスで崩れてしまうが、
だからこそ積み上げた時の嬉しさは格別である。
滑りにくいトランプや場所を選び、
全体のバランスに注意しながら、
時には微調整して積んでいこう。
崩れてしまうからこそ、
トランプタワーには価値が出てくる。
楽しみながら、
トランプタワーにチャレンジしよう!!