変わらず愛される電卓


計算機って、
何年経っても、
大きく変わってはいない気がする。


ボタンを押して数字を入れて、
足したり引いたり掛けたり割ったりして、
答えを出す。


0~9の数字や「M+」「税込」「c」など、
ボタンの種類も変わってない気がする。


職場で、
30年以上前に買った電卓を今も使っている人がいた。

その電卓は、今の電卓と同様であった。

電池交換もせずに壊れることなく、
ちゃんと使えているのだ。



何か目に見えて変わったりすると、
「進化しているなぁ!」
って思えて、かっこいいけれど、

大きな変化はなくても、
長く長く私たちの生活に密着して愛されている。


それが電卓なのだと。



どんなに生活が便利になっても、
電卓がないと困ることは多い。



電卓の普及により、
そろばんの出番が少なくなったように、

電卓の次に、
新しいモノがいつか誕生するのだろうか?


それはわからないが、
こんなことを考えていると、

電卓に対して、
よりいっそうの愛着が湧いたのであった。




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