消費税いくらか計算しよう!
【結論】
消費税が10%の場合、
税込価格から消費税額を計算するには、
11で割ればよい。
インボイス制度が明日(10月1日)から
始まるわけだが、
適格請求書(インボイス)を交付するには、
消費税額を記載する必要がある。
10%の場合は、
「税込110円なら消費税10円」
って、わかりやすい金額ならいいが、
「税込3,650円なら消費税いくら?」
とか、パッと出てこない。
だが、税込金額から11で割ると、
消費税の金額が出るのである。
そこで、この記事では、
「なぜ11で割ると消費税の金額が出るのか?」
というのを、
なるべくシンプルに解説していく。
税込金額を11で割ると消費税が
いくらかわかる理由(10%の場合)
まず、「税抜金額」って書くと、
小難しい感じがするから、
「りんご」に置き換えることにする。
➀りんご(税抜金額)を10等分に切り分ける。
➁税抜金額なら、その10分の1が消費税10%ってわかる。
→消費税額は1切れのりんごになる。
➂「10切れのりんご(税抜金額)」+「1切れのりんご(消費税額)」
=「11切れのりんご(税込金額)」
➃「11切れのりんご(税込金額)」のうち、
消費税額は「1切れ分」ってわかる!
こうして、
税込価格を11で割れば消費税額(10%)が出てくるのであった。
消費税8%でも使える!
このイラストのような考え方は、
消費税8%の場合も使える。
10%の場合、
「税抜金額の【100分の10】→【10分の1】
が消費税額」
ってわかりやすいのだが、
8%だと、
「税抜金額の【100分の8】→【12、5分の1
】が消費税額」
と、非常にわかりづらくなってしまう。
そこで、10%の場合にりんごを10等分したが、
100等分することで8%も同じ考え方ができる。
イラストは割愛するが、
手順は次のとおりである。
➀りんご(税抜金額)を100等分に切り分ける。
(1切れのりんごが100個ある)
➁この時、8切れのりんごが消費税額(8%)になる。
➂「100切れのりんご(税抜金額)」+
「8切れのりんご(消費税額)」
=「108切れのりんご(税込金額)」
➃「108切れのりんご(税込金額)」のうち、
消費税額は「8切れ分」だとわかる。
→「税込金額」×「108分の8」=消費税額(8%)
→「税込金額」に8を掛けて、108で割ると、
消費税額(8%)が出る!
まとめ
消費税10%の場合、
税込金額から11で割ると消費税額が出る。
消費税8%の場合、
税込金額に8を掛けて、108で割ると消費税額が出る。
計算を難しく感じるならば、
りんごのような身近なものに置き換えて、
イラストにするとわかりやすい!!