9月10日~16日は「自殺予防週間」である。
これは、9月10日が世界自殺予防デーであり、
その日からの1週間を「自殺予防週間」としたのである。
近年では、
日本で約2万人以上が自殺している
深刻な問題である。
自殺予防週間では、
国を挙げて自殺予防のための啓発活動を行い、
電話やSNSでの自殺相談窓口を拡充している。
子どもたちにとって、
9月になって2学期が始まり、
2週間目が始まる頃。
昨年は小中高生の自殺者数が過去最多となる深刻さであり、
子どもたちの自殺予防に全国で力を入れているのである。
大人でも追い込まれてしまうと、
暗闇の中、「耐え続ける」という
1つの道しか見えなくなってしまうことがある。
本当は、それを辞めること、
環境を変えることなど、
いろんな選択肢があるのに、
ものすごく視野が狭くなってしまうのである。
大人と比べて人生経験が少ない子どもでは、
より道は暗闇で閉ざされてしまい、
生きるのが辛くなってしまう。
そんな時、
「相談するという道」があることを
どうか思い出してほしいと思う。
「チャットで相談できる」
「電話で相談できる」
「厚生労働省のウェブサイト見れば、
いろんな相談窓口があるのがわかる」
スマホで相談窓口を調べるのでもいい、
相談窓口があることを周りの人に
教えてあげるのでもいい。
誰もが、どんな状況でも、
「相談するという道」が
暗闇でも照らされて、
その道を歩むことができるように。