復帰できるのか、
復帰したい気持ちがあるかを伝えた。
※「産業保健師さんに相談した体験談」の記事はこちら。
目次
この記事を読むとわかること
・自分が実際に産業医さんに相談した体験談を書いた。
・自分の会社の場合、職場復帰するために、
かかりつけの医師の診断だけでなく、
産業医の診断も必要なようであった。
・事前に話すことを紙に書いて渡したので、
漏れなく話すことができた。
・紙に書いたことは、次のとおりである。
①復帰後の勤務スケジュールの希望
②勤務中の職場配慮への希望
③不安に思っていること。
・産業医から自分の部署の上司に話してもらえるため、
自分の希望を汲んだ職場復帰ができそうである。
1、産業医さんへの相談に至った経緯
自分は現在、休職中であり、
近いうちに職場復帰をしようとしている。
休職中に何回か会社の保健師さんに連絡し、
職場復帰について相談していた。
その時に、保健師さんから、
「産業医が会社に来られる日に、
復帰について話してみてはどうか?」
との話があり、
相談することにした。
保健師さんとは、
何度も親身になって相談に乗っていただいた。
そして、産業医さんと相談するのは、
復帰ができる状態なのかを医師の立場から判断していただき、
復帰にあたっての注意することなどの指導をいただけるのである。
会社で悩みがある時、会社にいる保健師さんやお医者さんに
相談することができるんだね!
2、産業医さんと話をした。
当日、空き部屋に待機していた。
しばらくすると、いつも相談している保健師さんが
やってきて、案内された。
その部屋には、保健師さんも同席していただいた。
保健師さんが事前に、
産業医さんに自分のことを話しておいてくれたので、
自分がどのような状況なのか、
産業医さんがだいたい把握されていた。
聞かれたことは次のとおり。
①今は、心身はどのような状況なのか?
②かかりつけの医師からは、復帰について、
どのように診断されたのか?
③あなたは、復帰についてどう考えるのか?
自分はこのように答えた。
①→復帰が近づいてきて不安でいっぱいであり、
心身が再び悪化することがある。
②→かかりつけの医師からは、根本的解決のためには、
復帰をすることを制限はしていない。
③→休職期間を延長することも考えたが、
それでは根本的な解決にならないため、
何とか復帰しようと考えている。
今の自分の状況や気持ちについて話したよ!
3、産業医さんからのアドバイス
また、次のようなアドバイスをいただいた。
①休職から復帰するには、
けっこうなエネルギーが必要なことが多い。
復帰が近づいてきたら、自分の好きなことをやるとか、
何かに集中したり体を動かすと良い。
ただ、休職中に熱中しすぎて、休養できないのは良くないから、
良いバランスで好きなことをしよう。
②休職中は、「外に出るのは悪いことをしているような気がする。」
と思ってしまう人が多いが、
自分が外に出たいのなら外に出るとよい。
太陽を浴びて、気持ちが明るくなれる。
ただ、無理して外に出ようとすると負担がかかるから、
自分が外に出たい時は、外に出てもよい。
休職直後は何もしないことが休養になることもあるが、
復帰が近づくと、活動的になることも大切なんだね!
4、紙に書いて、漏れなく伝えられた。
保健師さんとの相談や、
心療内科での受診の時もだが、
事前に伝えたいことを紙に書いた。
うまく話せなかったり、
伝え忘れがないように、
紙に書いたことを話したり、
紙を見てもらうことで、
伝わるように話した。
今回、紙に書いて伝えたことは次の3つである。
①復帰後の勤務スケジュールの希望。
②勤務中の職場配慮への希望。
③不安に思っていること。
復帰について、
「自分はどうしたいのか?」
「どのような不安があるのか?」
ということを、産業医に話すことができた。
紙に書くことで、
自分の状況や気持ちを整理できたよ!
5、自分の希望を上司や人事部に
伝えてもらえる。
産業医さんとの面談が終わった。
そして、産業医さんが、
「復帰についてのあなたの希望や気持ちについて、
あなたの上司や人事部に話してもいいか?」
と、確認された。
産業医さんから話してもらえることで、
「自分が話すだけよりも、
より深刻さが伝わり、
医学的な面からも説得力があるだろう。」
と思った。
なので、
「ぜひ、産業医さんからお話ししてください。」
と、お願いした。
これにより、
自分の希望を汲んだ職場復帰ができると思われる。
第三者(産業医さん)からの意見って、
より説得力が増すよね!
さいごに
産業医さんは、
自分の会社事情や実態を知りつつ、
医師としての療法をしてもらえる。
心身が悪化している時、
休職する時、
職場復帰する時、
自分の会社に合った対処方法を
示してくれるのである。
今回、産業医さんに相談することで、
職場復帰への不安が少し軽くなった。
また、1人で抱えこまず、
何かあったらいつでも相談するように
話された。
心強い産業医さんがいるので、
職場復帰ができるかなと思えるようになった。
産業医さんに感謝である。
学校には保健室があるけど、
会社には産業保健師さんや
産業医さんがいるんだね!