自律神経がどれだけ大切なのかがわかる!
目次
この記事を読むとわかること
・「結局、自律神経がすべて解決してくれる」は、
小林弘幸さんが書かれた、
自律神経を整えることで、
心と体が健康に生活できる方法を教えてくれる本である。
・自律神経を整えると、
体に様々な良いことがある。
その一例として、
①免疫力アップ
②若さが保てる
③長生きできる
というのがある。
・自立神経を整える方法は
いろいろある。
その一例として、
①光を意識しての早寝早起き
② 1日3食の食事をする。
③夕食後にウォーキングをする。
というものがある。
1、この本について
「自律神経」という言葉は、
テレビの健康番組などで耳にすることがあるだろう。
この本は、そんな自律神経とは何かがわかり、
自律神経が乱れるとなぜ体に良くないのか、
自律神経のことがこの1冊の端々にまで書かれている。
何となく、自律神経が体の健康に
大切なものという認識はあっても、
詳しいことはよくわかっていない人もいるだろう。
この本を読めば、
自律神経が私たちの体にどれほど大切なのか、
自律神経を整えるには
普段の生活をどのように
改善すればいいのかがわかる。
2、自律神経が大切さをしっかりと理解できるようになる。
この本を読む前は、
「自律神経を整えるのが大事なんだろうけど、
何か体に健康的な効果があるのかな?」
と、半信半疑であり、
特に調べたり実践しようとは思わなかった。
だが、本を読んでみると、
自律神経が乱れることで起こる体の代償と、
自律神経が整うことでもたらす効果を、
じっくりと学ぶことができる。
「自分が思っていた以上に大切なのがわかった。
これは他人事に考えるのではなく、
自分の健康のために実践してみないとだわ!」
と思えたのだ。
3、自律神経が大切な理由
自律神経が大切な理由は、
この本に多く書かれている。
免疫力アップ、若さが保てる、長生き効果、
美肌効果、肥満防止、認知症予防など。
上に挙げたのは一例だが、
これらも自律神経が関わっているのだ。
ここで、自律神経がどのように影響するのかについて、
3つ紹介する。
①免疫力
がんをはじめ、様々な病気を患うのは、
自律神経が関係してくる。
それは、自律神経が乱れると、
免疫力が衰退してしまうからである。
自律神経が整っていることで、
血液に含まれる白血球が効果を発揮し、
あらゆる菌やウイルスから守ってくれるのだ。
免疫力が上がれば、
さまざまな病気の予防になり、
がんの進行を遅らせる効果があるのだ。
②若さが保てる
自律神経は、加齢とともに乱れやすくなる。
そうすると、疲れやすくなり、肌荒れや不眠などが起こり、
体にさまざまな不調が出てしまう。
逆に、自律神経が整えば、栄養がしっかり吸収されて、
老廃物がしっかり排出される。
血流が良くなって、肌や髪にツヤが出る。
体の内面だけでなく、
見た目も若々しくいられるのである。
③長生きできる
入浴の習慣は、自律神経を整えてくれる。
高齢者の中で、
毎日入浴する人は、
週0〜2回の人に比べ、
要介護認定になるリスクが
約3割も少ないという研究結果がある。
これは、入浴することで血流が良くなり、
心臓や結果がいい状態に保てるからである。
自律神経を整えると、
健康的で長生きができる。
日々の生活習慣や食べているものによって、
私たちの体はつくられ、
健康が左右されるのだと改めて感じた。
4、どうすれば自律神経は
整うのか?
ここまで、自律神経が体の健康に
大切な理由について述べてきた。
自律神経が乱れることで、
体に様々な弊害をもたらし、
自律神経を整えることで、
健康的にいられる。
では、自律神経はどのようにすれば
整えることができるのだろうか。
このことについても、
この本にはあらゆる方法が書かれている。
何か特別な訓練をするわけではなく、
普段の生活の中で改善していくものである。
具体的にどのような方法があるか、
3つ紹介する。
①光を意識しての早寝早起き
早寝早起きは健康に良いというのは、
小さい頃からよく聞いてはいた。
この本では、
早寝早起きが自律神経を整えてくれるのである。
やはり、規則正しい生活が大切なのである。
朝起きる時は朝日を浴びる。
寝る1〜2時間前には照明を暗くしたり、
テレビやスマホを見ないようにする。
このように、早寝早起きに加えて、
光を意識することで、
質の良い睡眠が取れて、
このことで自律神経を整えることができるのだ。
② 1日3食の食事をする。
1日3食、規則正しい時間に適量食べることで、
腸が常に一定の勢いで動く。
腸の動きは自立神経のシステムに深く関連しており、
腸を整えることで、自立神経を整えることができるのだ。
朝食は必ずとるようにし、
時間がない時はヨーグルトやバナナ、
みそ汁を飲むようにする。
どうしても食べられなかったら、
水や白湯、お茶だけでも飲むと良い。
また、寝る3時間前には夕食を済ませるようにする。
これは、腸が食べ物を消化が終わらずに、
睡眠の質を下げないようにするためである。
③夕食後にウォーキングをする。
自立神経が整いやすい運動がウォーキングである。
ギリギリ会話ができる程度の負荷で歩くのだ。
1日30分~1時間で十分である。
こうすることで自立神経が整い、
免疫力も上げることができる。
さいごに
本を読む前、自律神経と聞いて思った事は、
「体の調子を整える神経だなぁ。」とか、
「交感神経と副交感神経があるんだなぁ。」
ということぐらいしかわからなかった。
よくテレビの健康番組で、
「この食材は体に良いからオススメです!」
と耳にしても、
「そうなんだなぁー。」
っていうくらいにしか思わなかった。
だが、こうやって健康に関する本を読んでみると、
その必要性や重要性を
より深く知ることができた。
例えば1日3食を食べるとか、
早寝早起きをするとか、
運動するのが体に良いというのは、
当たり前に知っているだけに、
おろそかにしている部分が多かった。
この本を読んで、その当たり前だと思っている健康法が、
具体的にどのように体に作用して、
それを実践しないとどのような悪影響があるのかということを
丁寧に書かれてあった。
ただ知ってるだけでなく、
健康な体をつくっていきたいと思うようになった。
健康でなかったら、やりたいこともできない。
また、こうしてブログを毎日更新することもできない。
健康な体でいることは、
将来の不安や体の不調を軽減してくれて、
幸せな生活を送ることができるだろう。