「実質無料」のように、「実質退職不可?」

お得

仕事との向き合い方を改めてみる。




この記事を読むとわかること

・ポイントキャンペーンなどで「実質無料」
という言葉をよく目にする。

・これは、お金を支払った後にポイントが返還されるので、
結果的に「お金を支払う前の状態」になるということ。

・これを仕事に当てはめると、「実質退職不可」
というものがある。

・仕事を辞めることはできるはずなのに、
収入や家族や将来への不安、周りの目だったり、
辞めづらい職場環境から、
結果的に辞められない状態にあるということ。

・今の職場に依存すると、体を壊しても、
仕事を辞めることができなくなる危険がある。

・辞めた後でも何とでもなると考え、
「実質退職不可」から、
「実質でも退職可能」な状態にしていこう





1、「実質無料」という言葉

「実質無料」という言葉は、
ポイントキャンペーンなどでよく目にする。


例えば、1,000円の商品をある条件で購入すると、
後日、1,000円分のポイントが付与される。


実際は1,000円を支払っているのだが、
ポイント付与で結果的には、

「1,000円を支払っていない状態→無料」

という解釈ができるというものである。


この他にも、「実質半額」のように、
半額商品を売っているわけではないけれど、
結果的には半額になるというキャンペーンがある。





2、「実質退職不可」に
なっていないか?

「実質無料」という言葉にならって、


「実質退職不可」という言葉が頭に浮かんだ。


「実際は退職することはできるはずなんだけど、
いろいろな壁や縛りがあって、結果的に退職できない。」

というものである。



会社に就職するには、
採用試験に合格し、
内定を手に入れなければならない。

入社するには壁がある。


一方、会社を退職するには、
退職日を決めて、退職届を提出し、
無事に受理されれば退職できる。


職場にひき止められるかもしれないが、
基本的に辞める意思を伝えて、
ちゃんとした手続きを踏めば退職できる。


退職するには壁がないのだ。



退職するのに壁はないが、
退職することで起こることを
いろいろと考えると不安になり、
それが大きな壁となることがある。


結局、退職したくても退職できない


このように、
「実質退職不可」の状態にある人って、
けっこうたくさんいるのではないだろうか?





3、実質、会社に
依存してしまう。

会社を辞めるとどうなるだろう?


収入が途絶えてしまったり、
将来が不安になったり、
家族を養っていけなくなったり、
周りの目が気になってしまったりする。


また、職場でたくさんの仕事を任されていて、
休むこともできないってのに、
辞めることなんて到底できないっていう人も
いるかもしれない。


もし、会社を辞めたいと思っていても、
辞められないのであれば、
それは会社に依存しているのかもしれない。



そうなると、仕事が苦痛で鬱になってしまったり、
体を壊したりしても、
「会社を辞める」という道が完全に閉ざされてしまい、
極めて危険な状態に陥る
こともある。




4、「実質退職不可」から
「実質でも退職可能」に
していこう!

退職をするつもりでも、
特にそのつもりがなくても、

「会社以外にも生活していく選択肢がある。」

というのは、非常に大切である。


いつでも辞めることができるんだって思えれば、
会社に対する負担も軽減されるだろう。




収入が途絶えることが不安であれば、

転職先を探したり、
実家に戻って生活したりと、

打開策はあるのだ。




また、会社は組織であるので、
自分が辞めても、
その仕事は他の人が受け持つ。

引き継ぎ期間も考えて退職日を決めれば、
仕事を辞められない状態は解消されるのでは
ないだろうか。



このように、自分にとって実質退職できない理由は
何なのかを洗い出し、
その悩みを解消していくのだ。


それにより、
「実質退職不可」の状態から、
「実質でも退職可能」な状態に変えることができる。





さいごに

今の自分は、
「実質でも退職可能」の状態にあると思っている。

退職して収入が途絶えても、
食っていける道があるのはわかっている。

仕事をする行為自体は嫌いではないので、
他の仕事をするという選択肢もある。


起業準備をし、「これならいけるかも?!」
という状態に行き着けば、
仕事を辞めて起業することもできる。

それに、何年間かは仕事をしないという生活も
できるだろう。


実家に戻ったり、生活水準を落としたり、
必要な時にだけ働いたり、

「仕事をする」ということ以外にも、
生活する道はある。



「実質退職不可」でも、
「実質でも退職可能」でも、

仕事で体を壊したら、
退職しようと決めている。


ただ、体を壊しても、
実質退職不可の状態だと、
「それでも仕事を辞められない!」

という危険は判断をしてしまうかもしれない




もしもの時、いざという時、
自分を大切にする選択肢がちゃんと取れるように、
実質でも退職できる状態にしておくことが
大切なのである。















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