図書館の本のおかげで、3日間だけ鉛筆画を体験できた。
目次
この記事を読むとわかること
•中学生の頃に、3日間だけ鉛筆画をした体験を書いた。
•その時、図書館の鉛筆画の本に興味を持った。
•本を読みながら、見よう見まねでやってみた。
•3日経って飽きてしまったが、
短い期間でもチャレンジして体験するのっ
て大切だと感じた。
1、鉛筆画との出会い
中学生の頃、いつものように図書館の中をぐるぐる回って、
いろんな本を立ち読みしていた。
そこで目にした鉛筆画の本に興味を持った。
読んで見ると、黒鉛筆だけで、
描写や濃淡などを表現するというものだった。
あらゆる濃さや固さのえんぴつを使いこなし、
繊細に書き上げていく。
その本には、鉛筆画の作品も掲載されていた。
鉛筆だけで書いたとは思えないくらい、
立体的だったり細かい描写があったりして感動した。
そして、自分も鉛筆画をやってみたいと思い、
その本を借りることにした。
2、見よう見まねで鉛筆画に
チャレンジした
鉛筆画の本を読んでいると、
奥深いものだとわかった。
鉛筆の濃淡で光と影を表現したり、
立体的にしたりと、
いろいろな技術が紹介されていた。
鉛筆画という知らない世界をのぞき見できて、
ワクワク感が止まらなかった。
そして、「自分も鉛筆画をやってみたい!」
と思うようになった。
こうして、鉛筆画にチャレンジしたのであった。
3、自由帳にブタの消しゴムを
書いてみた
筆箱の中にはブタの消しゴムがあった。
自由帳を取り出して、
鉛筆画の本を見ながら、
鉛筆で描き始めた。
本格的な鉛筆画では、
H、2H、3H、・・・、
H B、B、2B、・・・と、
たくさんの種類を使う。
だが、筆箱に入っている鉛筆は、
HBとBしかなかった。
それでも、その2種類の鉛筆を使って、
ブタの消しゴムを自由帳のページに
表現してみた。
影を描いて立体的にしたり、
黒鉛筆での濃淡で色味を出してみたりした。
たしか、1時間くらいかけて描き上げたと思う。
本にあるような立派な作品には程遠いが、
自分が想像していた以上の出来栄えになったので、
満足し、嬉しかった。
4、3日経って飽きてしまった
ブタの消しゴムの他にも、
りんごを描いてみたり、
身近で簡単に描けそうなものを
描いては楽しんでいた。
でも、3日くらい経つと、
パタリと鉛筆画はストップした。
飽きてしまったのだと思う。
または、他に興味を持ったものができて、
他にしたいことができたのかもしれない。
まさに3日坊主である。
鉛筆画の本を返却し、
その後は再び鉛筆画の本を
借りることはなかった。
5、短い期間でも、興味を持ってやってみることは大切
鉛筆画をやったのは3日間だけなので、
鉛筆画の世界観は
ほんの一部しか堪能できなかっただろう。
でも、全く知らないのと、
ちょっとだけでもやったことあるのでは、
全然違うのだ。
興味を持ったものをちょっとでも少しやってみる。
そうすると、いろんな世界が広がっていき、
生活が豊かになっていくのだ。
さいごに
自分にとって、図書館はいろんな世界を
のぞき見できる可能性の宝庫である。
今回、鉛筆画のことを書いたが、
小さい頃から興味を持つこと、
興味のあることをやってみること、
これがどんなに大切なのか、
こうして振り返ってみて強く感じた。
大人になった今では、
周りに関心を示さなかったり、
よく見ようとしないで見逃したりする。
意識して見たり聞いたりすれば、
興味を持ったり、
チャレンジしたくなったりする。
なにか大それたことでなくてもいい。
自由帳で完結することでも、
3日間で止めてもいい。
これからも鉛筆画のことを思い出し、
興味を持ってやってみる精神で
日々の生活を楽しんでいくとする。