自立して仕事する!
この記事を読むとわかること
「ながら起業 明日クビになっても大丈夫な働き方」は、
小野りつ子さんが書かれた本である。
本業を続けながら
自分のビジネスを持つ方法や意義を
教えてくれる本である。
この本は、自分のビジネスを持つ予定がない人でも、
自立して本業に取り組むノウハウがわかり、
会社に勤める人にとって考えさせられる、
為になる本である。
1、この本の概要
この本は、ながら起業を推奨している。
それは、日本の会社員は「しがみつき社員」が
多い社会構造があることに所以する。
しがみつき社員の特徴や影響について書いている。
そして、それを脱却するために、ながら起業を勧めている。
ながら起業を通して、本業から自立した会社員になろうと
この本では言っている。
2、しがみつき社員とは
先ほど話した「しがみつき社員」とは、会社に依存し、
自己決定できない社員を言う。
周りの目や上司の意向を窺い、言われたことだけをやる
指示待ち人間である。
これは、定年制や実力主義ではない給与体制、
また、みんなと一緒や連帯責任にという
日本の教育が「しがみつき社員」を量産している。
「しがみつき社員」で果たして楽しいだろうか?
3、ながら起業とは?
そこで、この本では、ながら起業が勧めている。
ながら起業とは、本業をやりながら、
自分ビジネスを持って副収入を得ていく生活スタイルである。
これにより、本業への余裕が生まれる。
また、本業と起業の相乗交換が生まれて、
自立した仕事ができるようになる。
4、この本で学んだこと
この本を読んで学んだことは次のとおりである。
1、会社依存という危機感を知った。
2、ながら起業という選択肢が増えた。
1、会社依存という危機感を知った。
会社に依存し、「しがみつき社員」になると、
思考が停止し、自主性がなくなる。
定年まで、人生の多くの時間を
受け身で過ごすことになる。
ながら起業をしなくても、会社に依存することなく、
自分が主人公として過ごせる人生を歩みたい。
2、ながら起業という選択肢が増えた。
起業をするというのはハードル高く、
リスクも高い。
でも、会社だけに頼るのは嫌だ。
そこで、本業をしながら、自分のビジネスを
持つという選択肢がこの本で紹介されている。
自分のビジネスが失敗しても、
本業があるので安心して起業できる。
また、ビジネスが軌道に乗れば、
本業を辞めることもできる。
このように、どちらもできるという選択肢は、
本業でもビジネスでも攻めの姿勢でできるので、
自立して仕事ができるだろう。
まとめ
今回、「ながら起業」の本の感想について書いた。
本業をやりながら起業するのは、
なかなか大変だと思われる。
自分は本業をやりながら
起業準備をしているが、
その生活を始めてから、
本業以外の時間が忙しくなった。
ただ、本業以外の時間が楽しくて、
充実するようになった。
本業で生きがいが感じられないのなら、
本業以外で熱中し、生きがいを感じるものを
手に入れると良いだろう。
「定年が過ぎたら、好きなことしよう。」
と淡い期待をして、
定年までの長い時間を
会社に依存するだけの生活は
ツラいのではないだろうか。
それに、定年は伸びると想定できるし、
果たして定年後に好きなことをできる
保証はないのだ。
「今を大切にする。」
起業じゃなくても、
趣味でもいいかもしれない。
「本業しながら、自分の好きな趣味を
本業以外の時間に熱中しているので、
楽しい生活が送れている。」
こんな生活であれば、
本業だけしかない生活よりも、
何十倍もハッピーではないだろうか。
自分はこの本を読んで、
本業をしながら、起業できるように、
よりいっそう起業準備に励もうと
心を新たにできた。