目次
この記事を読むとわかること
「パスタは黒いお皿で出しなさい。」の本は、
お店側、お客さん側の両方の視点から、
飲食店でのあらゆるケースでの行動心理学が
描かれている。
この本を読むことで、
「また来たい!」と思ってもらえるお店づくり、
お客さんの気持ちを汲んだ最良のおもてなし、
これらを深く理解できた。
また、これにより、飲食店の場合に限らず、
日々の生活でも、出会いを大切にし、
最良の関係を築くヒントが得られた。
1、この本はどのような内容か?
飲食店でのあらゆるケースでの行動心理学が
描かれている。
繁盛しているお店は、店内の色使いにこだわっていたり、
メニューの並べ方や位置関係で売れるものが変わってくる。
また、お店側の視点だけでなく、
お客さんの視点から描かれている。
業態別に飲食店の良し悪しを見抜くポイントを、
お店の裏側事情を説明しながら教えてくれる。
この本は、店主がお店を繁盛させるためにも、
飲食店を利用する人が充実した飲食をするためにも、
とても役に立つ良書である。
2、読んで得たもの
この本を読んだことで得たものは次のとおりである。
1、一度来店してくれたお客さんが「また来たい!」と思ってもらうためにはどうすればよいか、たくさんのヒントを得た。
一期一会。1つ1つの出会いを大切にし、
1回の出会いから、また再び出会えるのは嬉しいことだ。
この本を読んで、飲食店の場合に限らず、普段の生活でも、
出会いが続く工夫をしていきたいと思った。
2、お客さんがどう感じているのかを観察・考察し、最良なおもてなしをするためのヒントを得た。
観察するポイントをつかめば、お客さんの本音、
お客さんどうしの関係性が見えてくる。
また、お客さんの心理から、喜んでもらえるための
おもてなしのやり方がわかってくる。
「自分の気持ちをわかってもらえた。
自分が求めていることを先回りして対応してもらえた。」
飲食店でこのように感じたなら、また行きたいと思うだろう。
飲食店の場合に限らず、普段の生活でも、
相手の気持ちを汲み取り、行動ができると、
最良な関係を築いていけるだろう。
まとめ
飲食店は、食事を通して、
お客さんがお店、店主(店員)、サービスを
どう感じたかが大切だと思う。
もちろん、飲食店なので、
料理がおいしいのは大前提である。
特に、店内に入って食事をする場合は、
お店の居心地の良さを重視する人も多いのでは
ないだろうか。
この「居心地の良さ」というのは、
店主(店員)の人柄、お店の雰囲気によって
大きく変わってくる。
お客さんをどれだけ大切に考えているか、
それを「おもてなし」という形で行動に現れているか、
お客さんに誠実に向き合えば、
少しづつお店を好意的に思ってくれるお客さんが
増えていくだろう。
お店に限らず、日頃から、家族や友達、
周りの人と良い人付き合い、
良い関係づくりができる人は
魅力的であり、人が集まってくるだろう。