心が辛い時、逃げる場所はありますか?
目次
この記事を読むとわかること
人気の心療内科だと当日に診てもらうのは難しい。
病院によっては当日見てもらえることもあるので、
根気よく病院に問い合わせてみよう。
または、都心部に行けば、ほぼ毎日やっていることもある。
初診は予約が必要でも、それ以降は来院すれば診てもらえる病院もある。
1、自分の経験
①日曜の日中から、しんどい
日曜日の夜、月曜日からのお仕事を考えると
嫌な気持ちになる。
これは多くの人が体験しているのではないかと思う。
でも、この日はいつもと違った。
日曜日の日中から不安感が漂い始め、
心臓がドキドキだった。
明日からの仕事のことばかり考えてしまい、
全く気が休まらない。
明らかにいつもと違うと実感した。
②そして月曜日の朝
朝起きて、
「お仕事行きたくないな。」と思う。
不安感と心臓のドキドキがある。
いつも朝ごはんを食べて身支度した後、
家を出るまで、
できる範囲で家事をしている。
だが、この日は、
朝ごはんを食べた後、
ボーっとして、
そして、その場に横になり、
目を瞑っていた。
お仕事ある日、朝食後に横になることなんて
今までなかったのに、
横になってしまった。
身体の状況が、明らかにいつもと違う。
このことから決めたこと。
「今日は心療内科に診てもらおう。」
③心療内科を探す
職場には体調不良と伝え、
休みをもらった。
スマホで自分の住む町にある
診療内科を調べた。
「メディカルクリニック」だったり、
精神科だったり、
いろんな名前が出てきた。
とりあえず、心の問題で、
カウンセリングしてもらえるところを探した。
④5つの診療内科に電話してみた
診療時間、予約時間が病院によって
さまざまだったので、
時間を見ながらいくつかの病院に
問い合わせた。
【1つ目の病院】
今日は予約でいっぱい。
5日後に1枠空いてはいるが、
早い段階で埋まる可能性高い。
【2つ目の病院】
(症状を伝えたところ、)
「まずは内科に行ってください。
内科で問題なしとの診断であれば、
また問い合わせてください。」
という案内だった。
【3つ目の病院】
3ヶ月先まで予約がいっぱい。
早めに診てもらえる病院を
探した方がよいかもしれません。
【4つ目の病院】
初診の方は午前中に来てください。
他の予約の方もいるので、
かなり待つかもしれませんが、
その日のうちに受診はできます。
【5つ目の病院】
何時頃来れますか。
今から来れるなら来てもらって、
10時までには来てください。
他に患者さんいなければ、
来院したらそのまま診てもらえますよ。
⑤病院によってさまざま
自分の感覚だが、
駅から近い病院は来院する人が多く、
予約がたくさん埋まっている気がした。
逆に駅や繁華街から離れているところの方は、
当日に診てもらえる可能性があり気がした。
今日のうちに診てもらいたかったので、
当日行ってOKな診療内科に行くことにした。
⑥心療内科に行った感想
そこの病院は、心療内科の他に
精神科や内科もあった。
待合室には薬をもらいに来た
高齢者の方も多くおり、
いわゆる町の病院という感じで、
変に身構えずにいられた。
カウンセリングでは、
今の現状や生い立ちを聞かれ、
思っていたことをお医者さんに伝えた。
いろいろ話していくうちに、
なんだかスッキリした気分になった。
自分が押し込んでいた不安や嫌なことを
カウンセリングで吐き出せたからだと思う。
今回は問題はないとの診断で、
また何かあったら来てくださいと
言ってもらえた。
「薬はもらっておく?」
と聞かれたが、
大丈夫そうだったので、
お断りした。
また、「今日は病休にする?」
と聞かれたが、
「今日は有休にします。」
と答えた。
病休にするのであれば、
診断書を書いてもらえたのだと思う。
⑦心療内科に行って良かったこと
自覚がないだけで重症だったらと
思うと怖かったので、
専門家のお医者さんに診てもらい、
自分の症状がわかり安心した。
今回は問題なしだったが、
また心がいつもよりも
病んでしまったら、
またこの病院に行けばいいんだと
わかり、
すごく安心した。
一度通っておくことで、
病院の雰囲気、お医者さんとの相性が
わかっているので、
いざという時はためらわずに病院に行ける。
また、初診では予約が必要だったが、
2回目以降は、診療時間に行けば
診てもらえるとわかり、
いざという時はその日のうちに
診てもらえる。
「何かあったら、ここの病院に行ける!」
このように、行き詰っても行ける病院があると
安心するし、心強い。
これで余裕が生まれ、お仕事に行くのも
比較的楽になった。
まとめ
仕事で追い詰められて、
限界が来るまで耐え続けると、
「会社を辞める」という
選択肢が見えなくなってしまう。
そんな話を聞いたことがある。
周りが暗闇に覆われて、
辞めることもできず、
逃げることもできない。
自分はお仕事で病気して日常生活に
支障が出るくらいだったら、
お仕事を辞めようと考えている。
ただ、そう思っていても、
追い詰められて、
辞める選択肢が見えなくなって
手遅れになってしまったら・・・。
そう考えると、すごく怖い。
だから、「限界が来たら」、ではなく、
「いつもと様子が違ったら」、
自分を守る行動をする。
今回は、
1、いつもと違う身体の状況を
素直に受け入れて、自覚する。
2、仕事を休む。
3、心療内科を調べる。
4、心療内科に行く。
このように、自分を守ることを
行動に移せたのは良かった。
「自分を守る」には、
「自分を守るために行動する」
しかない。
行動をためらわないように、
もし自分が病んだら、
避難先はあるかとか、
日頃から逃げ道を見つけておくと
良いのかもしれない。