独学で合格するスケジュールの立て方(前編)


教本と問題集を最低2周すれば、

合格率はグッと高まる。

簿記3級に合格した自分の経験を交えて、

合格するためのスケジュールをご紹介。




※「独学で合格するスケジュールの立て方(後編)」はこちら




この記事の結論

資格試験などで独学で合格するには、

教本で知識を蓄え(インプット)、

問題集で実践する(アウトプット)。

これらを最低2周できるように、

試験日までの予定を立てて、

地道に実践するとよい。

この記事では、8個あるステップのうち、

1、どのくらいの勉強期間が必要か調べる。

2、試験を受ける時期を決める。

3、合格した人が使う良本(教本や問題集)が何か調べて買う。

この3項目まで紹介する。



1、試験日までにすること

ただやみくもに勉強するのではなく、

予定を組んで着実に進めていく方が

よいだろう。

自分が簿記3級合格のために、

試験日までにしたことは

次のとおり。

1、どのくらいの勉強期間が必要か調べる。

2、試験を受ける時期を決める。

3、合格した人が使う良本(教本や問題集)が何か調べて買う。

4、教本(インプット)勉強期間と問題集(アウトプット)勉強期間を決める。

5、とりあえず1項目でいいから勉強し、どのくらいのペースで進むのか体感する。

6、教本と問題集を最低2周するためには、1日に何項目こなすかを決める。

7、決めた項目数を毎日地道に勉強する。

8、特に試験直前は、試験本番のように模擬試験をやってみる。

することを8つも挙げたが、

1~6は勉強する前の予定を組む作業であり、

1日~数日あればできるだろう。

無理のないスケジュールを組んだら、

後は実践あるのみ。



2、どのくらいの勉強期間が
必要か調べる。

➀まずは情報収集

実際に合格した人に聞いてもよいし、

ブログや動画から調べてもいい。

実際は、思ったより勉強期間が長くなったり、

短い期間で済んだりすることもあるだろう。

それでも、どのくらいの期間がかかるのかが

ざっくりわかれば、

試験日までのタイムスケジュールを組むのに役立つ。


➁目的に応じた勉強期間を考える

勉強期間3ヶ月くらいが平均なのに、

「たった2週間で合格しました!」

という動画が出てくることもある。

これは、習熟度を上げるよりも、

とにかく合格することを最優先にした

やり方である。

合格が目的であれば、

これを実践するのもいかもしれない。

理解を深めて今後に活かしたいので

あれば、

平均的な勉強期間より

少し余裕を持った期間で

予定を組むとよいだろう。



3、試験を受ける時期を決める。

勉強期間を決めたら、

適切な時期の試験日を決めて、

受験申込をしよう。

自分が受験した簿記3級の場合、

年に3回試験がある。

勉強期間は3か月くらいと決めたが、

ちょうどよい時期の試験がなかった。

ただ、しっかりと身に付けたいと

思っていたので、

5か月後の試験に申し込んだ。

おかげで、教本と問題集を2周できた上に、

過去問に多く取り組んで理解が深まった。

試験日が早いとタイトなスケジュールになり、

合格する実力がつかないまま

試験に臨むはめになる可能性がある。

反対に、試験日が遅いと、

まだまだ先のことのように感じ、

ダラダラとしてしまう危険がある。




4、合格した人が使う良本
(教本や問題集)が何か調べて買う。

➀動画で勉強する方法もある

簿記の勉強では、丁寧に解説してくれる動画があった。

実際に視聴すると、とっかかりづらい簿記のしくみを

わかりやすく解説されており、非常に勉強になった。

自分はその動画を定期的に見ながら、

教本と問題集をメインに勉強した。

動画で勉強するのもよいだろう。

自分に合った勉強法で実践しよう。

今回の記事は、教本や問題集を

使った勉強法で話を進める。


➁どの教本や問題集を使うか情報収集しよう

せっかく勉強を始めても、

使った教本が的外れなものであったら、

合格は遠のいてしまう。

1の勉強時期を調べるのと同様に、

合格した人から聞いたり、

ブログや動画で調べてみよう。

また、いろんな本を

代わる代わる勉強するよりも、

1冊の教本や問題集に集中して

取り組むのがよいだろう。

合格するには、

知識をつけて(インプット)、

演習をする(アウトプット)。

これをするのに適した良本であれば、

その1冊の本を最低2周は使い倒して、

理解を深めればよいだろう。

,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です