ギターを弾けるようになるには、最初の曲選びが大切


最初は簡単なコードからチャレンジすれば、
挫折せずギター弾ける可能性がぐっと高まる。

1、簡単で好きな曲にチャレンジする。

➀ギターを買った後にすることは?

「ギターを弾きたい」と思い、
ギターを買ってみたものの、
はたしてうまく弾けるようになるのやら?

※この記事は、独学でギター演奏にチャレンジする人向けに
書いたものになります。

自分の好きな曲の楽譜を買ったり、
教本を買う人もいるでしょう。

ここで大事なのは、どの本を買うかというよりも、
「簡単なコードだけで弾ける曲で、
その中で自分が好きな曲にチャレンジする」
ということである。

➁「コード」とは?

指でギターの弦を何本か押さえ、
音を同時に出すもの右利きの場合、

左手でコードを押さえ(弦を何本か押さえ)、
右手で弦を弾いて音を出す。

2、好きな曲にチャレンジだと、バレーコードが出てくると挫折することがある

➀どのように挫折するのか?

「この曲をギターで弾きたい!」と思い、
一発目でその曲にチャレンジしたい気持ちもわかる。

でも、その曲に難しいコード、特にバレーコードがあると、
マスターするのに期間を要してしまい、
ギター1曲目がなかなか完成しない。

まだ1曲も弾けず楽しさを味わえていない中、
1日、また1日と経っていく。

すると、できないバレーコードに悪戦苦闘ばかりして成果が出ず、
いずれ挫折し、ギターを触らなくなってしまうことがあるらしい。

「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるが、
ギター演奏は「弾きたい!」という熱が冷める前に楽しさを味わおう。

熱しやすく冷めやすいのなら、
冷める前に「楽しい➝もっと弾きたい!」という熱を注いでみよう。

➁「バレーコード」とは?

バレーコードとは、弦6本全てを指1本で押さえるコード。

たいていは、人差し指で弦6本全てを押さえ、
さらに、中指、薬指、小指のいずれか(または全て)でも
弦を押さえる。

ざっくりいうと、初心者にとって、
めっちゃ難しいコードである。

3、簡単なコードの曲から始めよう!

挫折しないために、まずは簡単なコードだけで構成されている曲にする。

自分の場合、
「G,Em,C,D」の4つのコードで弾ける曲から始めた。
バレーコードがなくて、どのコードも比較的マスターしやすいコードである。

また、「3コードだけで弾ける曲」のようにネット検索すると、
初心者に優しいコードの曲が出てくる。

そうすれば、
「この曲を弾くには、3つのコードを覚えればいいのか」
と、練習するハードルが下がるだろう。

4、簡単で、かつ好きな曲を選ぶ。

いくら簡単な曲でも、自分が関心のない曲だと、
弾けたとしても、楽しさや達成感は半減するかもしれない。

それだと、頑張って練習したが、自分が想像していた楽しさが味わえず、
挫折に近づくかもしれない。

簡単な曲だと弾ける曲は限られてくるが、
その中でも自分が好きな曲、
弾けると嬉しくなると思える曲を選ぼう。

好きな曲であればあるほど、
弾けた時の達成感と楽しさはより高まるだろう。

5、難しいコードを簡単にするのもあり。

簡単なコードだけの曲だと、どうしても好きな曲がない。

そんな場合、自分が弾きたい曲のコードを
なるべく簡単に弾けるように工夫する。

例えば、Fコードの場合、バレーコードなので、
初心者にはマスターはなかなか難しい。

そこで、弦を6本弾くのは今回は諦め、
1~3弦の3本だけを押さえる。

そうすれば、コードは比較的簡単になるし、
本来のFコードとそこまで違和感のない音が出る。

6、「弾けちゃった!楽しいー!」って思えれば、こっちのモノ!

自分がチャレンジする曲を参考に動画で見てみると、
しなやかにコードチェンジがされて、
弦を弾くストロークもリズムカルで複雑に感じるかもしれない。

その点、自分のギター演奏は、コードを変えるたびに間が空き、
ストロークはワンパターンであまり綺麗な音が出ない。

動画のギター演奏と比較して、がっかりするかもしれない。
でも、初心者の自分が比較してもあまり意味がないだろう。

比較するなら、ギターを始める前の自分と比べ、
とにかく1曲弾けるようになった自分の成長を素直に認めよう。

どんなに音ブレしても、
コードチェンジで手間取りスムーズに演奏できなくても、

「ギターで1曲弾いてやったぜー!」

って、楽しいって感じを極めれば、楽しくなる。

そうすれば、
「一応、1曲弾けたから、今度は別の曲にチャレンジするかな。
それとも、この曲をもう少しスムーズに弾けるように練習するかな。」
というように、余裕を持ってギターを弾いていける。

7、「ライブに出る」というやり方もある。

ランニングを始める人がマラソン大会を目標に練習するように、
ライブ出演を目標にギター練習するのもよいだろう。

ライブ演奏だとハードルが高い場合は、
友達と集まっての演奏会を企画する。

例えば、2か月後に演奏会があるから、
「それまでにすくなても1曲、できれば2曲披露できるように
練習するぞ!」
というように、具体的な目標ができる。

また、友達がいることなので、なんでかんで弾けるようにならねば、
という気持ちになり、練習にも熱が入るだろう。

さらに、人前で演奏すると、1人でギター弾くのとはちがった
格別な楽しさや達成感が味わえる。

ギター以外にも言えることだが、
1人でやるよりも、誰かとやったる人前で披露すると、
楽しさが倍増し、活動や視野が広まるので、オススメである。

まとめ

ギターを始めるのならば、できれば挫折せず弾けるようになりたい。
そのためには、簡単なコードからチャレンジしよう。

ギター弾きたい気持ちが高まっているうちに、
1曲弾けるようになろう。

そして、1曲弾けたことの楽しさを噛みしめよう。

このように、ギター始めてから楽しさを感じるまでの過程を
誤らなければ、
スムーズに練習に取り組めて、弾けるようになる可能性は高まる。


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