思い込みで誤った判断をしないようにしよう。
とは言っても、思い込みで失敗したことは、
誰もが経験しているだろう。
今回の記事では、
自分が思い込みで失敗したこと、
失敗しそうになったことをご紹介。
目次
この記事を読むとわかること
自分が思い込みで失敗した経験は以下のとおり。
1.民間の介護保険10円だと思い込む
2.火災保険は火災にしか効かないと思い込む
3.株は下手すると投資した全財産を失うと思い込む
4.残業してる人はすごいと思い込む
1、思い込むと誤った解釈をしてしまう
イメージや先入観が強いと、
物事の本質が見えづらくなることがある。
例えば、
がん保険のCMを見て、
「がん治療にはものすごくお金がかかる」
というイメージを持つ人もいるのでは
ないだろうか?
がん治療には具体的にどのくらいの
お金がかかるのか?
公的な支援はないのか?
というような保険に入る判断材料を
検討することなく、
「がん治療=ものすごく高い」
というイメージだけで、
保険を検討してしまう
かもしれない。
①民間の介護保険10円だと思い込む
自分がもし一定の介護保険状態になった場合に、
一時金が入る保険があり、
1ヶ月10円だったので、
迷うことなく加入した。
ある時、自分の両親も対象になると知り、
両親の分も加入した。
この時、自分と両親の3人で、
10円×3人=30円が
1ヶ月あたりの保険料だと思い込んでいた。
それから、口座引き落とし明細を見て
ビックリした。
かなりの金額が引き落とされていたからだ。
よくよく見ると、
月10円なのは自分の場合だけで、
両親はもっと保険料がかかるとわかった。
よくよく考えたら、
両親の方が自分よりも高齢で、
介護状態になる
可能性が高いのに、
保険料が同じわけではない。
それなのに、
「1ヶ月10円」のイメージが強く、
両親の分も10円だと
勝手に思い込んでしまったのだ。
②火災保険は火災にしか効かないと思い込む
火災保険に加入する時、
火災の他にも落雷や風災と対象だと
説明を受けた。
それにもかかわらず、
落雷でインターホンが壊れた時、
「落雷は火災ではないから
火災保険は使えないだろう。」
と思ってしまった。
落雷も対象と説明を受けたことを
思い出したから良かったものの、
危うく、保険を使わずに
修理するところだった。
③株は下手すると投資した全財産を失うと思い込む
株というと、
パソコンにへばりついて、
上げ下げする株価とにらめっこして、
株価が上がった瞬間に株を売り、
利益を得る。
失敗したら大損し、
投資した全財産を失う。
こんなイメージがあった。
でも、株について勉強していくうちに、
比較的リスクが少ない
インデックス投資での
長期保有(ほったらかし投資)
というやり方を知った。
絶対ということはないので、
大損することがあるかもしれないが、
やり方によって、
リスクをなるべく回避しつつ
株をしている。
④残業してる人はすごいと思い込む
社会人1年目の頃、残業したり、
休みの日に出勤している人はすごくてカッコいいと思っていた。
それがあってなのか、
その頃は遅い時間まで残業していたが、
苦痛ではなく、
仕事してる感があった。
だが、本来は、どんな成果を上げて、
お客様や会社にどれだけ貢献できたかが
重要なはずなのに、
「残業する→長い時間働いている
→頑張っている→すごい」
こんなふうに思っていた。
まとめ
人は、どうしても先入観やイメージで
思い込んでしまう傾向がある。
それは、経験だったり、
固執した考え方だったりで、
本質を考える前に
結論を出してしまうのだ。
自分もそのような思い込みを
することがある。
柔軟な考え方をし、
物事を見極めるために、
未知なことは勉強をして
知識を吸収している。
火災保険や株など、
ファイナンシャルプランナーの勉強をし、
理解を深めた。
もしかしたら、
自分が大きく成長できるものが
目の前に舞い降りても、
「これは良くない(というイメージ)
だから、止めておこう。」
と、せっかくのチャンスを
逃してしまうかも
しれない。
そうならないためにも、
大人になっても勉強して、
チャンスをものにし、
成長していこう。