家計簿をざっくりというと、「入ってくるお金」と「出ていくお金」を記録することである。
家計簿のつけ方は人によりさまざまだが、支出金額を項目別に1円単位まで計算し、残高もその都度確認することも。
ただ、大切なのは目的を見失わないことである。
「貯蓄や支払いの状況を把握し、家計を見直す」ということを目的に家計簿を始める人が多いと思う。
だが、いつのまにか、「家計簿をつけること」が目的になるケースがある。
もし、「毎月のだいたいの支出額を把握したい」という目的だとしよう。
現金支払いをほとんどしないのであれば、クレジットカードやキャッシュレス決裁の支払い履歴を見ればOKかもしれない。
しかも、家計簿を毎月つける必要はなく、数か月に1回くらいのペースでいい。
それで十分に毎月の支出額をざっくり把握できるのだ。
家計簿は、細かな正確性よりも目的に合った使い方をして、生活が豊かになるように賢くお金と付き合っていこう!!