赤ちゃんは、大人がおもちゃと思っていないものでも、おもちゃのように遊んでいる。
よだれや食べこぼしを拭くためのガーゼやスタイ(よだれかけ)は、赤ちゃんの近くにあると掴みとって、口に入れたり振り回したりして遊んでいる。
子どもが学校からの帰り道で、道端に落ちている石を蹴りながら歩き、家まで石を運んでいく遊びをゲーム感覚でやっている。
このように、何もないところでも、楽しめるものがないものでも、そこから遊びをつくりだすのである。
大人になると、周りにはモノで溢れかえっていて、遊びたい時は遊ぶためのモノを使うようにしている。
モノがないと、大人は「遊べるものがない」と感じ、遊ぶことを断念し、他にすることを探して何かをするようになる。
子どもの頃の遊び心。
自分が子どもだった頃を思い出して、当時はどんな工夫をして遊んでいたのかを思い出し、今の環境で何もなくても思いっきり遊べる術を身に付けよう。
大人時間に遊びという余白や余暇を確保できれば、生活をより充実させることができるだろう!!